暗号資産(仮想通貨)の取引を始める際には、まず暗号資産取引所を開設する必要があります。
そこで多くの方が目にするのが『販売所』と『取引所』という言葉です。
この記事では、販売所と取引所の違いを詳しく解説し、あなたに最適な取引方法を見つけるお手伝いをします。
各メリット・デメリットを踏まえた最適な取引方法を見つけていきましょう。
特に初心者の方に向けてわかりやすく説明しますので、これから暗号資産の取引を始めたい方、もっと効率よく取引を行いたい方は、ぜひ最後までお付き合いください。
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販売所と取引所の違いを解説
暗号資産(仮想通貨)を売買する際に、「販売所」と「取引所」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?
この二つは、暗号資産取引を行う場所ですが、それぞれ異なる特徴を持っています。
まずは、その違いから確認していきましょう。
2つの取引形態が、『販売所』と『取引所』です。
販売所とは、交換業者を相手にして暗号資産を売買する場所です。

暗号資産交換業者が提示する買値や売値で取引を行うため、価格が固定されており、その場で即座に取引が成立します。
まるでオンラインショップで商品を購入するような感覚です。
販売所の大きな利点は、提示された価格で即時に取引が完了することです。
例えば、ビットコインが1,000万円で提示されているなら、提示されたその価格で即座に購入が成立します。
売却の場合も同様です。
待つ必要がなく、非常にシンプルな仕組みです。
一方で、取引所はユーザー同士が暗号資産を売買する場所です。
ここでは、ユーザーが希望する価格で注文を出し、「買い板」と「売り板」による注文板方式が採用されています。
例えるなら、フリーマーケットで商品を探すようなもので、成行注文や指値注文といった複数の方法で注文が可能です。
例えば、ビットコインを1,000万円で買いたい場合、成行注文なら即座に注文が成立しますが、指値注文の場合は希望価格に達するまで待つ必要があります。
販売所と取引所のどちらも、異なるメリット・デメリットがあり、それが取引の面白さでもあります。
こちらが取引所と販売所の違いを分かりやすく示した表です。
販売所 | 取引所 | |
---|---|---|
取引相手 | 交換業者 | ユーザー同士 |
取引成立の速さ | 即座に成立 | 価格や取引相手によって異なる |
手数料・コスト | スプレッドが広く、コスト高 | 手数料が低く、コストは低い |
注文方法 | 決まった価格で売買 | 成行注文、指値注文など多様な注文 |
初心者向けかどうか | 操作が簡単で初心者向け | 中級者以上向け |
どちらを利用すべきかは、今から紹介する各ポイントを考慮してください。
販売所のメリットとデメリット
まずは、販売所のメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。
販売所のメリット:簡単な操作と注文のしやすさ
販売所の最大のメリットは、その操作の簡単さです。
直感的に使えるインターフェースで、売買したい数量を入力し、ボタンを押すだけで即時に取引が成立します。 複雑な手続きが不要で、初心者でもすぐに利用可能です。
「今すぐに簡単に暗号資産を手に入れたい!」という方には、ぴったりの選択肢です。
販売所のデメリット:割高になる広いスプレッド
しかし、便利な販売所にはデメリットも存在します。
それは売買が割高になるということです。
その最大の理由は「スプレッド」の広さです。
スプレッドとは、売値と買値の差であり、これが実質的な手数料であり、コストに大きく影響します。
販売所では、このスプレッドが取引所よりも広く設定されており、2〜5%を超えることもあります。
たとえば、取引所の手数料が0.1〜0.2%程度であるのに対し、販売所では実質的に数%の手数料を払うことになるため、高コストの取引となることが多いです。
販売所を利用する際には、このコストをしっかりと理解し、注意して取引を行う必要があります。
日本国内の多くの販売所は取引手数料を「無料」とうたっていますが、実際にはこのスプレッドで利益を出しています。
販売所の選び方
販売所を選ぶ際には、使いやすさも重要です。 直感的に操作できるインターフェースを持つ販売所を選ぶと、ストレスなく取引が進められます。
またスプレッドが狭い販売所も良いでしょう。
金融庁認可の国内暗号資産取引所のOKJは、販売所のスプレッドが狭いことで知られています。
自分に合った販売所を見つけ、快適に暗号資産の取引を楽しんでください。
取引所のメリットとデメリット
次に、取引所について見ていきましょう。
取引所は中級者以上のユーザーに適しており、より低コストでの取引が可能です。
取引所のメリット:低手数料と多様な注文方法
取引所の最大のメリットは、低い手数料です。
取引所では、ユーザー同士が直接取引を行うため、販売所と比較してもはるかに有利な価格で売買できます。
手数料も非常にリーズナブルで、約0.1〜0.2%程度に収まることが多いです。
さらに、取引所では成行注文や指値注文といった多様な注文方法が選べる点も大きな魅力です。
たとえば、成行注文では即座に取引を成立させることができ、指値注文では希望する価格で注文を出して待つことができます。
これは、価格にこだわりたい方にとって非常に便利な機能です。
取引所のデメリット:取引の成立難易度と価格変動
しかし、取引所にもいくつかのデメリットがあります。
取引所では、ユーザー同士の取引になるため、希望した価格で取引が成立しないことがしばしばあります。
たとえば、ビットコインが1000万円の際に、900万円で買いたいと希望して注文を出した場合、その価格まで値段が下がらないと取引は成立しません。
また、成行注文を出した場合、価格変動が激しい時には、希望する価格よりも高くなったり、逆に安くなったりすることがあります。
このように、予想外の価格で取引が成立してしまうことも考えられます。
例えば、1000万円で買いたいと思っていたのに、急な価格変動で1050万円で取引が成立してしまうこともあるのです。
取引所を利用する際には、価格の急変やサーバーの遅延など、リスクをしっかりと理解し、それに備えておくことが重要です。
そのため、これらを踏まえて自分に合った取引方法を選ぶことが、暗号資産取引を成功させる鍵となるでしょう。
販売所と取引所の使い分け方
初心者におすすめは販売所です。
理由はとてもシンプル。
操作が簡単で、すぐに取引が完了するからです。
通販感覚で「購入ボタン」をポチッと押すだけで、すぐに暗号資産を手に入れることができます。
「とりあえず暗号資産を試してみたい!」という初心者の方にはぴったりです。
慣れてきたら取引所
暗号資産に少しずつ慣れてきたら、 り有利な取引ができる取引所に挑戦してみましょう。
取引所は手数料が低く、価格も自分で調整できるため、より戦略的な取引が可能です。
販売所と取引所、それぞれの特徴を理解し、自分のスキルや目標に合わせて使い分けることが大切です。
自分にぴったりの取引方法を探して、暗号資産の世界を楽しんでください!
暗号資産取引所の選び方
さて、ここまで販売所と取引所の違いを学んだら、次は自分に合った取引所を選ぶ方法について見ていきましょう。
まず、 取引所選びの際、最も重要なポイントの1つが手数料の低さです。
手数料が低いほど、取引コストを抑えることができます。
そして、取引所によってはサポート体制も異なります。
何か問題が発生した際、迅速に対応してくれるカスタマーサポートが整っているかどうかも重要なポイントです。
これがあると、安心して取引を進められます。
暗号資産取引を最大限に楽しむために、賢く選び、計画的に取引を進めましょう。
取引所についてもっと知りたい方は、こちらの関連記事も参考にしてください。
この記事を通じて、販売所と取引所の特徴や使い分け方を理解していただけたでしょうか? 自分に合った取引方法を見つけることで、暗号資産の取引を効率的に行うことができます。
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