「みなさん、アルトコインに夢中になるあまり、ビットコインの保有を後回しにしてしまった経験はありませんか?」
この問いに少しでも「ドキッ」とした方は、ぜひ最後までお読みください。
ビットコインとマイクロストラテジーへの投資を中心に据えた新しい暗号資産ポートフォリオの構築について紹介していきます。
【新説】暗号資産投資 ビットコイン現物+マイクロストラテジー株(NISA枠)
アルトコインと距離をとっていくべきでは?
上昇の%を狙うならアルトコイン
ただし性能・シェア競争が激しく情報が飽和
× 先物取引でショート爆益だぜっ
△ 無限に増えるアルトコイン情報を追い続ける
〇 BTCとMSTRを緊張感持って注視
利益確定はNISA枠のMSTRのみ。
BTCは税金が大きくならない範囲で、毎年少しずつ利確
どんな投資にもリスクはつきものですが、そのリスクを理解し、戦略的に行動することで、資産運用は成功に近づきます。
この記事が長期的な視点で安定した資産形成を目指すための戦略の選択肢になれば幸いです。
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レンディング(BitLending)
アルトコイン限界説:投資家の新たな道
こんにちは。
2018年からビットコインを買い始めた暗号資産研究家のトッシーです。@CryptoRupin
みなさん、「ビットコインはもう遅い。上昇率が低い。だからアルトコインだ」と聞いたことはありませんか?
私も、正直何度もそう思ったことがあります。
だからこそ、他のYouTubeチャンネルやX(旧Twitter)、インフルエンサーが紹介するアルトコインに飛びついたこともありました。
みなさんも同じ経験があるかもしれません。
しかし、結局のところ私が大きな利益を出したのは、ビットコイン、イーサリアム、ソラナといった主要な暗号資産だけでした。
損切りした銘柄を紹介する過去の記事でも紹介しました。
逆にアルトコインに費やした膨大な時間と労力は、ほとんどが損失に終わりました。
なぜでしょうか?
私は長年考えてきました。
それは私がアルトコイン投資が下手ということに加えて、アルトコイン投資は難易度が非常に高いからではないでしょうか。
©ドラゴンボール / 鳥山明 / 集英社
アルトコインの数は無限に増え続けています。
新たなアルトコインが誕生するたびに「性能が良くなった」と言われます。
イーサリアムがPoWからPoSとなり、アルトコインの戦国時代が幕を開けました。
そのイーサリアムからシェアを奪うために、ADA、SOL、AVAX、SUIなど数多のアルトコインが性能を武器にしのぎを削ります。
しかし、実際には焼き畑農業のように、次々と新しいアルトコインに取って代わられていくのです。
そのタイミングをピンポイントで捉えるのは極めて難しいですよね?
その中で、利益を持ち帰るのは至難の業です。
さらにアルトコインの大半は、最高値を更新し続けることができません。バブル時にピークをつけたあと、右肩上がりに価格を下げ続けるのです。
これをアルトコインリスクと呼びます。
アルトコインから手を引くべき理由
そこで私は、アルトコインからは少しずつ手を引くべきだという結論に至りました。
なぜなら、政府や企業が集めているのはビットコインだけだからです。
みなさん、ブラックロックなどの機関投資家が新しい資産クラスを何十年も購入していないことを知っていますか?しかし、ビットコインは彼ら機関投資家にとって新しい資産クラスになりました。
ブラックロックも、ゴールドマン・サックスも、モルガン・スタンレーも、ビットコインETFを通じて、「ビットコインをできるだけ多く所有したい」と考えているのです。
参考資料;ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレーなど機関投資家のビットコインETF保有加速 CoinDeskJAPAN
私たちよりも濃い情報にアクセスできる機関投資家が、ビットコインを選んでいます。
国家もビットコインを集めています。
トランプ大統領候補は、ビットコインを米国の準備資産とする構想を発表し、エルサルバドルはビットコインを法定通貨としています。ブータンは、国家としてビットコインをマイニングしています。
それにも関わらず、我々は!
欲望のままにアルトコインばかり買ってしまう…。
この矛盾に気づいたとき、ビットコインに注力する方が賢明だと考えたのです。
最近では、ウィスキー、高級時計、スニーカー、そしてポケモンカードなど、かつては価値が急上昇したアイテムも、下落傾向にあります。
これらの事例が示すのは、“本当に希少なもの”を選ばないと、同じ運命を辿る可能性があるということです。
イーサリアムに代表されるアルトコインも、非希少性に頼っていると、その価値が一時的なものに終わる可能性もあります。
ビットコインとマイクロストラテジーを中心にする戦略では、ビットコインと金地金のみを価値が長期的に担保されるものとしています。
みなさんも、今一度自分の投資戦略を見直してみませんか?
ビットコインとマイクロストラテジーの相乗効果とは?
みなさん、アルトコインに振り回されていませんか?
何度も新しいコインが登場する中で、その情報を追いかけるのは骨が折れますよね。
今回の一つの案は、暗号資産関連の投資資産は2つに絞るということです。
ひとつは、ビットコイン現物。もうひとつは、マイクロストラテジー社の株式です。
「BTC+MSTR」の組み合わせについて考えてみましょう。
ビットコインは、今や誰もが知っている暗号資産ですが、皆さんはその「強み」についてどれくらいご存知でしょうか?
そして、マイクロストラテジーという企業がどのようにビットコインと関わっているか知っていますか?
ビットコインの強みと現物保有のメリット
ビットコインの強みは、2100万枚という限られた供給量にあります。
これはデジタルゴールドとも呼ばれる理由のひとつです。
ビットコインと金地金を比較した記事はこちらです。
2024年には、米国で現物ビットコインETFの取引が始まり、機関投資家がビットコインを保有しています。
ただし、ビットコインの保有には大きな課題があります。
それは現物保管の難しさと、売却した際の税金が比較的高いという点です。
マイクロストラテジーのビットコイン投資戦略と企業価値
ここで登場するのがマイクロストラテジーという企業です。
この企業の名前を聞いたことがありますか?
マイクロストラテジーはマイケル・セイラー会長(前CEO)が率いる米ナスダック上場のソフトウェア企業で、2020年の夏頃からビットコインを財務資産として購入している企業です。
下記記事でも紹介しています。
この戦略が、なぜ企業価値を高めるのでしょうか?
それは、ビットコインの価格が上がるにつれて、マイクロストラテジーの資産価値も上昇するからです。
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NISA枠で節税、ビットコインETFの代替
まず、マイクロストラテジー株をNISA枠で購入することのメリットについて考えてみましょう。
NISA枠を活用することで、税金の負担を軽減しつつ、ビットコインへの間接的な投資が可能になります。税制面でも優遇されるのは大きな魅力ですね。
続いて、マイクロストラテジーの役割について考えましょう。
2024年時点では日本ではビットコインETFの取り扱いがありません。
そんな中、マイクロストラテジー株はその「代替」として注目されています。
マイクロストラテジーのような企業に投資することで、間接的にビットコインに投資するという選択肢があります。
これなら、直接ビットコインを保有するリスクを避けつつも、ビットコインの成長に乗ることができるわけです。
マイクロストラテジーの株式は、ビットコインウォレットでBTCを直接保有したくない伝統的な投資家からの需要が高いです。
実際、韓国の国民年金公団(NPS)が、マイクロストラテジーやコインベースの株式を大量に保有していることも明らかになっています。
参考記事:2024/08/17 COINPOST 韓国年金基金、マイクロストラテジーなどの仮想通貨関連株を大量保有
BTCとMSTRの適切な利益確定タイミング
暗号資産投資において重要な点は、利益確定です。
利益確定のタイミングを見極めることは、投資の成功のカギです。
この戦略のメリットとしては、アルトコインを保有していないため、数多のアルトコインの情報を追わなくていいという部分があります。
その分、利益確定はBTCとMSTRの二つに絞られます。
それでは、ビットコインとマイクロストラテジーの組み合わせで、どのように利益を確定すればよいのでしょうか?
BTCは年金として長期保有:毎年ごく少量を売却
みなさん、ビットコイン(BTC)を「売却しない」という選択肢について考えたことはありますか?
私は基本的にビットコインを大きく売却する予定はありません。
ガチホ、長期保有です。
大前提として、当サイトではビットコインの資産保全価値が日本円よりも優れていると考えています。
つまり、BTCはまさに「デジタルゴールド」なのです。
そして、ビットコインは2024年時点では雑所得として扱われています。
一度に大量のビットコインを日本円に換えると、税金額が高額になってしまいます。
そこでおすすめしたいのが、毎年少しずつBTCを売却し、税金が大きく増えない範囲で日本円に替えて生活費に充てるという戦略です。
ビットコインを年金のように少しずつ使いながら長期保有を続けるということも選択肢にいれてみてはいかがでしょうか?
マイクロストラテジー株は、4年に1度のバブルを目途に一部売却
一方、マイクロストラテジー株についてですが、こちらは定期的な売却を考える価値があります。
マイクロストラテジー株の値動きはビットコインよりも激しいことをご存知でしょうか?
特に、ビットコインが上昇するタイミング、例えば4年に一度のバブルが訪れた際には、売却を検討してみると良いかもしれません。
とはいえ、高値圏で上手に売却することは容易ではありません。
売り逃した場合でも焦らずに長期保有を続けることがポイントと考えています。
ビットコインやマイクロストラテジー株は、アルトコインとは異なり、過去の最高値を更新し続ける可能性が高いと考えられます。
歴史が証明するように、ビットコインは最高値を更新し続けてきました。
これからも、その可能性が大いにあるのです。
なおアルトコインや、ビットコインマイニング企業の株は長期保有は厳禁だと考えています。
この戦略のデメリットとリスク管理
どんな投資戦略にもリスクがあります。
ビットコイン+マイクロストラテジー戦略も例外ではありません。
ここでは、そのデメリットについて見ていきましょう。
ビットコインの下落リスク
まず、ビットコイン自体の下落リスクがあります。暗号資産の価格はボラティリティが高く、予測が難しいものです。
ビットコインの価格が長期的に下落し続ける可能性もあります。
ただし、みなさん、こう考えてみてください。
ビットコインが下がるとき、他のアルトコインも一緒に下がることがほとんどです。
それどころか、過去の歴史を見ると、下落率は、ビットコインよりもアルトコインの方が大きいです。
そのためリスクを抑えた投資先としてビットコインは依然として有力です。
マイクロストラテジー企業特有のリスク
次に、マイクロストラテジーという企業に特有のリスクです。
マイクロストラテジーはソフトウェア企業ですが、本業が不振に陥る可能性もあります。
また、同社が保有しているビットコインを売却するリスクも考えられます。
さらに、会長のマイケル・セイラー氏の健康リスクも無視できません。もし彼が辞任したり、方針が変わったりすれば、会社の戦略に大きな影響が出るかもしれません。
利回りが得づらいという問題
ビットコインにはステーキングがないため、利回りを得るのが難しいという点もデメリットです。
マイクロストラテジーには配当がないので、複利効果を期待するのは難しいかもしれません。
この問題に対する解決策として、一部のビットコインをレンディングに出すことを考えています。
レンディングによって、利回りを得ることができるため、複利の効果を享受することが可能になります。
私はビットレンディングでビットコインを貸し出して利回りを得ています。
興味がある方は、記事を参考にしてください。
ここまで、ビットコインとマイクロストラテジーを軸にした投資戦略について考えてきました。
確かに、イーサリアムやソラナ、スイといった注目のアルトコインもありますし、ビットコインとマイクロストラテジーよりも魅力的に感じるかもしれません。
これらのアルトコインを一切持たないというのは難しいものです。
ただ、何よりも大切なのは、ビットコインを投資の中心に据えるという考え方です。
暗号資産の中で最もリスクが抑えられて、世界中の政府や機関投資家が買い集めているのはビットコインということを頭の片隅においておきたいですね。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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✅運営主である私の簡単な自己紹介 詳細は自己紹介記事にて
・投資歴:2016年から株式、2018年から暗号資産(仮想通貨)投資を開始
・暗号資産交換業者勤務歴を活かした着眼点、宅地建物取引主任者試験にも合格。
・ビジョン:長期投資,現物投資,BTC中心のPF,投資時間収益率重視,投資の道草を楽しむ
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「銀行預金だけでは資産価値が減る」不換紙幣・法定通貨の価値が不安定な時代では資産の防衛と経済的自由を確保するための投資が必要です。資産を分散させ、リスクを抑えた運用を心がけましょう。2. 暗号資産(仮想通貨) の保有について
長期資産として選択肢に入る暗号資産はビットコインです。
- ビットコイン (BTC): 国家の法定通貨としても使用され、米国で現物ETFが承認されています。
ただし、暗号資産は値動きが大きいため、まずは資産の1%以下の少額からの保有をお勧めします。
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Ⅲ 戦略.リスク :投資戦略とリスクを回避する情報(主 暗号資産,次 伝統資産)
Ⅳ 心構え :投資をする上で重要な心構えとマインド
Ⅴ 納税 :暗号資産に関する税制度や納税
Ⅵ 伝統資産:株式,貴金属,法定通貨
Ⅶ コラム :時事・ニュース,投資,STEPN,こちら織田証券㈱※当サイトは YOUTUBEチャンネル 投資の美学 クリプトッシー(ルパン)と連動しております。
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