1,000万円の日本円と1ビットコイン、どちらが欲しいですか?
ビットコイン投資に興味はありますか?
当サイトではこれまでビットコインについて数々の記事を執筆し、ビットコインは長期的な資産保存にとって有効な選択肢だと考えられていると紹介してきました。
世界一わかりやすいビットコインの仕組み~宝石でたとえるBTC入門
この記事では、法定通貨である日本円の無制限発行とビットコインの希少性との対比から始まり、投資心理や戦略についても解説します。
私の結論は文末に示したビットコインで持つ方が良いですが、みなさんはどう思われてるでしょうか。
長期的な資産形成を考えている方にとって、この記事は必読です!
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ビットコインの希少性と日本円の無制限発行の違い
まずはビットコインと日本円を比較していきましょう。
ビットコインの発行枚数: 2100万枚の限界
ビットコインの特徴は、主に4つあります。
① 発行主体がなく、特定の国家や銀行に依存しない
② 世界中のどこでもだれとでも迅速に直接取引可能
③ 取引の管理者がいない。
④ ビットコインの発行量の上限はあらかじめ決まっており、発行のタイミングも明確に設定されている
この中でもビットコインの最大の特徴は“希少性”にあります。
ビットコインの発行枚数はわずか2100万枚に制限されていることをご存知でしょうか。
これはプログラムであらかじめ決められており、変更することはできません。
2100万枚しか存在しないという制約を持っていることは、ビットコインがデジタルゴールドと呼ばれる理由の一つでもあります。
つまり、供給量が限られているため、需要が高まると価格も自然と上昇していく仕組みになっています。
無制限に発行される法定通貨とその価値の比較
反対に、日本円のような法定通貨はどうでしょうか?
法定通貨は、政府が法的に通用することを保証する通貨で、通常は中央銀行が発行します。
日本円はその一例です。
法定通貨は金本位制から離脱した後、無制限に発行することが可能になりました。(不換紙幣)
かつての金本位制では、紙幣は実際に金の裏付けがありました。
つまり、紙幣の発行量は中央銀行が保有する金の量に制約されていました。これは、金の保有量に基づいて発行されるため、通貨の価値が安定していたことを意味します。
しかし、1971年にアメリカのリチャード・ニクソン大統領が金とドルの交換停止を宣言します。
これを「ニクソン・ショック」と呼びます。
この影響で、多くの先進国が金本位制を放棄し、変動為替相場制に移行しました。
日本もこの流れに従い、完全に金本位制から離脱しました。
そのため不換紙幣の法定通貨は、金本位制のような実物資産の裏付けがないため、理論的には無制限に発行することが可能です。
発行量の調整は中央銀行のモニタリングによって行われ、インフレを抑えるために発行量を慎重に管理します。
インフレのリスクは、通貨発行量の過剰によって通貨の価値が希薄化することによって生じます。
これが「価値の希薄化」というリスクです。
皆さんは、どちらの通貨に信頼を置きますか?
日本円は日本銀行が必要とすれば、いくらでも新しい紙幣を刷ることができます。
ビットコインは何があろうとも、プログラムで指定された量しか新規で発行されません。
この違い、すごく重要だと思いませんか?
法定通貨が無制限に発行されることで、何が起こるのでしょうか?
その一つが“インフレーション”です。
お金の価値が下がり、同じものを買うために必要な金額が増えていきます。例えば、10年前と現在で、同じ商品を買うのに必要な金額がどれほど違うかを考えてみてください。
一方、ビットコインは希少性が保たれるため、長期的にはインフレの影響を受けにくく、維持されるか、もしくは“上昇”する可能性が高いのです。
この点で、ビットコインを魅力的な資産と考える有識者が増えています。
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ビットコインの未来: 長期的な価値上昇の可能性
20年後のビットコインの価値がどれほどになるか、考えたことがありますか?
ビットコインの成長の軌跡をたどれば、さらに“驚きの価格”に達する可能性が見えてきます。
一部の専門家は、ビットコインの価格が20年後には“1億円を超える”と言っています。
そんなことあり得るの?と疑問に思うかもしれませんが、ビットコインがもつ希少性、そしてその“グローバルな需要”を考えれば、これは決して荒唐無稽な話ではありません。
実際、ビットコインの価格は過去10年間で信じられないスピードで上昇してきました。
2009年の誕生時は1円以下の価値だったものが2024年には1,000万円を超えました。
価格上昇を支える要因とは?
では、ビットコインの価格上昇を支える要因は何でしょうか?
一つはその“デジタルゴールド”としてのポジションです。
今やビットコインは、ただの仮想通貨ではなく、資産保全の手段として認識されています。
さらに、国家や大手企業もビットコインを保有し始めています。
このような状況は、ビットコインの“価値の裏付け”となり、価格上昇を後押しする要因となっています。
また、米国やブラジルなどではビットコインの現物ETFも取り扱われています。
このようにビットコイン普及が進む中で、その“需要の増加”も価格を押し上げる要素となっています。
ビットコインへの投資心理とリスク管理
ビットコインへの投資を考えるとき、多くの方が最初に直面するのが心理的なハードルです。
みなさん、1千万円という大金を一気にビットコインに換えると聞くと、どんな気持ちになりますか?
おそらく多くの人が「ちょっと怖いな」と感じることでしょう。
それもそのはず、金額が大きければ大きいほど、そのリスクもまた大きく感じるものです。
1千万円をビットコインに一括で投資するというのは、正直なところ勇気のいる決断です。
みなさんも「ちょっと待て、本当に大丈夫か?」と自問自答するでしょう。
これは自然な反応です。
大金を一度に投じると、そのお金が一瞬で半分以下の価値になる可能性もあります。
しかし、その一方で、ビットコインの歴史を振り返ると、大胆な投資が“大きなリターン”を生むこともあるのです。
ここで大切なのは、感情に左右されずに冷静にリスクとリターンを評価することです。
ビットコインの枚数を増やす戦略とその成果
ビットコイン投資のもう一つの魅力は、枚数を増やすというゲームにあります。
前述したように、法定通貨には発行上限がなく、ビットコインには発行上限があります。
そのため、私は、ビットコインを法定通貨建てで考えるのではなく、その枚数を増やすことに重きを置いています。
枚数を増やすためには、賢くタイミングを見計らうことが必要です。
例えば、価格が低いときに買い、価格が上がったときに一部を売る。
このプロセスを繰り返すことで、ビットコインの枚数を少しずつ増やしていくのです。
この“ゲーム”は、長期的に考えれば非常に効果的です。
私自身も2018年からこの戦略を取り入れており、枚数を着実に増やしてきました。
1BTCを持っていることのポテンシャル
最後に、私の結論をお伝えします。
私は「1ビットコインを持つべきだ」と考えています。
その理由は、法定通貨が抱えるインフレリスクから逃れ、資産の価値を守るためです。
ご存知の通り、日本円をはじめとする多くの法定通貨は、インフレの影響でその価値が年々減少していきます。
一方、ビットコインはその仕組み上、供給量が2100万BTCに限定されており、希少性が高い通貨です。
さらに、ビットコインへの需要が増加することで、価格が上昇しやすい特徴を持っています。
たとえ1BTCを購入できるだけの資金があったとしても、「0BTC+余力100%」と「0.5BTC+余力50%」とでは、得られる結果が大きく異なります。
後者の方が、中長期的に見てもリターンが期待できるだけでなく、「価値の保存」や「法定通貨に対するヘッジ」といった面で優れた選択だと私は考えています。
もしビットコインを0.01BTCさえも持っていなければ、現在のBTCの価格はただの数字に過ぎません。
値上がりした際には利益を享受できないのです。
ただし、ビットコインの保有にはリスクが伴います。
ビットコインの価格は非常に変動が激しく、保有し続けることは簡単ではありません。
価格が急激に上がったり下がったりするのを見ていると、心が折れそうになることもありますよね。
でも、私自身の経験から言えるのは、成功の鍵は「忍耐力」にあるということです。
最初は少量からビットコインを保有して、じっくりと慣れていくことをお勧めします。
ビットコインの価格が下がったときに「パニック売り」せず、むしろそのタイミングで買い増しすることで、長期的に枚数を増やすことができるんです。
もちろん、過去には私も短期的な価格変動に惑わされて売ってしまったこともありました。
しかし、その経験を経て、ビットコインの枚数を増やすことができました。
「何事も経験」とはまさにこのことですね。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
ビットコインの投資心理や戦略について、少しでも理解が深まったでしょうか?この記事がみなさんの投資判断に役立つことを願っています。
また、ビットコインやその他の暗号通貨についてさらに知りたい方は、ぜひ他の記事もチェックしてみてください。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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