2024年4月に迎えたビットコインの半減期は、多くの投資家が待ち望んでいるイベントでした。
2009年に誕生したビットコインは、半減期を経るたびに、その翌年にかけて価格が急騰する傾向があったからです。
「2024-25年も同じサイクルが繰り返されるのでは?」と予想している方も多いかもしれません。
半減期の後、大統領選挙を経て、2025年には本格的なバブルが来る。
そう考えている投資家も多いのですが、一方では、その確信に少しだけ疑念を抱く人も増えてきています。
「ビットコイン価格が半減期翌年に上がらない可能性があるのではないか」と。
みなさんも、そんな不安を抱いたことはありませんか?
この記事では、ビットコインの半減期後の価格上昇が起こらなかった場合について考えていきます。
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半減期と経済状況の影響
ビットコインは過去、約4年に一度訪れる半減期の翌年に価格が急上昇するサイクルを繰り返してきました。
半減期に関する記事はこちらです。
2013年、2017年、2021年のそれぞれの半減期の後、ビットコインは急騰しています。
しかし、ここで冷静に考えてみましょう。
過去のこれらの年に共通していたのは、株式市場が比較的安定していたという点です。
仮想通貨が急上昇した年、株式市場も上昇していたため、投資家たちはリスクを取りやすい環境にありました。
リセッションとビットコイン:株式市場との関係
しかし、2024年後半の状況は異なります。
米国の経済減速やリセッションのリスクが見え始めているのです。
世界の株式市場を引っ張ってきたエヌビディアの株価にも陰りが見えています。
もしもリセッションが本格化し、株価が大きく下落した場合、ビットコイン価格はどうなるのでしょうか。
ビットコインはリスク資産としての側面が強いため、株価が下がれば、その影響を受けて価格が下落する可能性が高いです。
半減期後の価格上昇期待とリセッションが重なった場合、ビットコイン価格はどのように動くのか、慎重に考える必要があるでしょう。
仮想通貨やビットコインは株が下がる時の「安全資産」として期待されていたこともありましたが、実際のところ、そのような役割を果たしたことは2024年時点ではありません。
仮にリセッションが始まった場合、ビットコインがその影響を受ける可能性は大きいです。米国の経済が悪化し、株価が急落する時、ビットコインも一緒に下がるかもしれません。
・株式市場と仮想通貨の関係
過去には、仮想通貨が「株式市場の下落時に資金逃避先として機能する」と期待されたことがありました。
しかし、実際にはそのようなことは2024年時点ではほとんど起こっていません。株価が下がる時、仮想通貨も一緒に下落する傾向があります。
これは、仮想通貨が多くの投資家にとって「リスク資産」として認識されているからかもしれません。
長期保有の重要性とポイント
バブルが来ない可能性があっても、ビットコインへの期待感を捨てきれないのがその魅力です。
ビットコインの魅力は、その不確実性の中にもあると言えます。
たとえ2024年から2025年にバブルが来なかったとしても、多くの長期投資家は、ビットコインを中心に保有し続けることで、いつか相場が上昇する日が来ると考えています。
ビットコイン投資の美学としては、単なる投資対象ではなく「デジタルゴールド」や「貯蓄の手段」として捉えることが大切ではないでしょうか。
そのように考えれば、ビットコイン価格が低迷すればするほど、それを安く購入して増やす機会が増えると考えられます。
まさに「バーゲンセール」のような感覚です。
とはいえ、長期保有にはいくつかの重要なポイントがあります。ここではその基本的な戦略を見ていきましょう。
1. 現物保有を重視する
最も重要なのは、現物でビットコインを保有することです。
先物取引やレバレッジ取引といった高リスクな手法を使わずに、現物のビットコインを買ってホールドするのが基本です。
先物やレバレッジ取引は、短期間で大きな利益を狙える一方で、大きな損失を抱えるリスクもあります。
リスクを最小限に抑えるためには、余計なリスクを取らずに堅実に現物を保有し続けることが鍵です。
2. 短期売買を控える
次に、短期売買を避けることです。
ビットコインは、他の資産に比べて非常に価格変動が大きいため、短期的な値動きに振り回されやすいです。
しかし、頻繁に売買することで、取引手数料がかさみ、自分の貴重な時間も使ってしまいます。
それによって長期的なリターンが目減りしてしまいます。
当サイトではこのような考えを基に、投資時間あたりの収益率を高めることを重視しています
例えば、ある時にビットコインが急騰して「今が売り時か?」と考えることもあるかもしれません。
しかし、長期的な成長を見据えれば、短期の揺れ動きに左右することは減るでしょう。
私自身、これまでに何度も「今が売り時か?買い時か?」と迷った経験があります。
しかし、最終的に感じたのは、やはり短期での売買は避けて、ビットコインは貯蓄として長期保有することが良いだろうということです。
3. 一喜一憂せず、冷静に構える
長期保有の最も重要なポイントは冷静さです。
短期的な上昇や下落に惑わされず、ビットコインを信じてホールドし続けることが長期保有のコツです
長期保有の戦略は、短期的な利益を求めるトレーダーとは異なります。
ビットコインは過去に何度も急騰し、その後の調整を経て再び上昇してきました。
将来も同様の動きを見せる可能性があります。
これらの長期保有の考え方は、当サイトの投資指針・ビジョンとも関連しています。
ビットコインの半減期は、過去に価格急騰のきっかけとなってきましたが、今後の状況は異なる可能性があります。
株式市場の変動やリセッションのリスクを踏まえた上で、ビットコインの長期保有戦略を見直すことが重要です。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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長期資産として選択肢に入る暗号資産はビットコインです。
- ビットコイン (BTC): 国家の法定通貨としても使用され、米国で現物ETFが承認されています。
ただし、暗号資産は値動きが大きいため、まずは資産の1%以下の少額からの保有をお勧めします。
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