2025年10月にイオレが発表した「Neo Crypto Bank構想」は、暗号資産を投機ではなく、AIやブロックチェーンで透明性の高い金融インフラとして再設計する取り組みです。
単なる仮想通貨の利用にとどまらず、決済や証券、NFTまで含めた新しい社会インフラを目指しています。
イオレの公式IRはこちらです。
「暗号資産金融事業に関する戦略発表会」投影資料の公開に関するお知らせ
このIRを読んで思ったことをさらっとまとめます。
・実現のカギは規制との調整
説明会にてイオレの滝野社長も話していた通り、「何ができるかは行政との調整次第」でしょう。
ただし銀行口座では難しいことも、ブロックチェーンなら実現可能になる部分があります。
今後の発表を待つ必要があります。
・技術面の特徴
AIとブロックチェーンで、資産の保有・運用・決済を連携
スーパーアプリのように、一般社会に溶け込むサービスを構想
ST(証券型トークン)やNFTなども拡張戦略として検討
かつての日本はモバイルやブロックチェーンでも最先端でしたが、新体制ではAI領域の人材も増え、技術面の基盤は整いつつあります。
・ビジネス展開の方向性
決済市場への参入
暗号資産のレンディング(貸付)や流動性確保
データセンターでの運用効率化
ただし、現段階では「カードを試してみる」など構想レベルの内容が中心で、実装はまだ先になりそうです。
まとめ
Neo Crypto Bank構想は、AIと暗号資産で新しい金融インフラを作ろうという挑戦的な取り組みです。
技術面やビジネス展開の方向性は示されていますが、実現は行政調整やシステム構築の進捗次第。
今後の発表や具体的な動きに注目したいプロジェクトですね。









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