仮想通貨の世界において注目されているSUI(スイ)。
次世代のレイヤー1ブロックチェーンとして、その技術力や性能が多くの投資家や開発者から高い評価を受けています。
最大の特徴は、他の仮想通貨と比べて高い処理能力と独自のプログラミング言語「Move」の採用にあります。
この記事では、SUIの技術的な背景や将来性、そして投資家にとってのメリットやリスクについて詳しく解説します。
「SUIってなに?」と思った方はもちろん、すでに知っているけど、Web3やDeFiについて深く理解したい方にも役立つ内容です。
この記事を最後まで読むことで、SUIがなぜ注目されているのか、そして自分の投資戦略にどう活用できるかが見えてくるでしょう!
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※本記事はスイ(Sui / SUI)の価格上昇を保証するものではありません。
投資はご自身の判断と責任において行ってくださいますようお願い申し上げます。
仮想通貨 スイ(Sui/SUI)とは
まずはSUIの概要を簡単に説明します。
SUIは、デジタル資産の所有を迅速かつ安全に行い、かつアクセスも可能にすることを目的としたブロックチェーンプラットフォームです。
仮想通貨SUIは、レイヤー1(基盤層)のブロックチェーンとスマートコントラクトプラットフォームのネイティブトークンとして注目されています。
レイヤー1はブロックチェーン全体を支える基盤です。SUIは、その土台となる役割を果たしています。
その名前「SUI」は、日本語で水を意味します。
この由来は、低コストで高速な処理を提供し、さまざまなアプリケーション開発に対応することを目指したものです。
その圧倒的な性能は、フリーザ様の登場を彷彿とさせるものかもしれません。

©ドラゴンボール / 鳥山明 / 集英社
SUIは、Mysten Labsによって設立され、2019年に米国の旧Facebook社で始まったステーブルコインプロジェクト「Libra」のコアチームから派生して誕生しました。
プログラミング言語「Move(ムーブ)」を開発した高い技術力を持つメンバーによって設立・開発されています。
・Sui Move:独自のプログラミング言語
SUIは、Moveを応用した「Sui Move」という独自のプログラミング言語を採用しています。
この言語では、安全性と信頼性を重視して設計されています。その結果、SUIの処理能力は他のレイヤー1を凌駕するほどの速さを誇っており、利用者のストレスを軽減しています。
SUIのコンセンサスアルゴリズムには、Delegated Proof of Stake(DPoS)が採用されています。
SUIは2023年にローンチされてから約1年で、DeFi市場で存在感を示し、グレースケールによる投資信託も登場しました。
SUIはイーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)を超えるレイヤー1銘柄になるのではないかと注目されています。
投資判断の参考になる情報
続いて、表を使って、暗号資産 SUI の基本情報をまとめました。
2024年9月時点の情報です。情報元:JVCEA 暗号資産概要説明書,コインマーケットキャップ
項目 | 詳細 |
名称 | Sui |
ティッカーコード(シンボル) | SUI |
日本語の名称 | スイ |
属性 | レイヤー1 |
発行開始 | 2023/4/23 |
発行主体の名称 | Mysten Labs 所在地 アメリカ合衆国カリフォリニア州パロアルト |
コンセンサスアルゴリズム | プルーフオブステーク (PoS)
Delegated Proof of Stake (DPoS) |
発行可能数 | 10,000,000,000 SUI |
取引単位の呼称 | 0.0000000001 SUI (1 MIST) |
発行可能数の変更可否 | 不可 |
主な利用目的 | 送金、決済、投資、ガバナンス、ステーキング |
一般的な性格 | SUIは、Facebook(現Meta)が開発していたLibraブロックチェーン上のMove言語をベースとした、安全かつ高速な取引を実現するブロックチェーン上の暗号資産。 |
ハッシュ | – |
セキュリティ | – |
取引速度 | SUIのTPS : 約 300,000 ETH の TPSは約13〜20 |
公式サイト | https://sui.io/# |
公式X(Twitter) | https://x.com/SuiNetwork |
ホワイトペーパー | https://ripple.com/files/ripple_consensus_whitepaper.pdf |
JVCEA 暗号資産概要説明書 より補足
・発行暗号資産の信用力に関する説明
・多数の記録者による多数決をもって移転記録が認証される仕組み
・ブロックチェーンによる保有・移転管理台帳による記録管理と重層化した暗号化技術による記録の保全能力
・保有・移転管理台帳の公開
私の独断と偏見を加えた、投資判断の対象となる情報をお伝えします。(2024年9月25日時点)
種別 | アルトコイン |
格付け | BB 以下 |
時価総額順位 | 21位 |
時価総額 | 6,800億円 |
利回り | レンディングなし、 ステーキングあり |
取扱い・購入可能 暗号資産取引所(金融庁認可) |
OKJなど |
過去最高値(ATH) | 2.08$ (約315円) |
最高値記録時期 | 2024年3月28日 |
モメンタム | 強い |
流動性 | 高い:時価総額順位トップ30位前後 |
注目度 | 高い: |
割安性 | - |
下値目途 | 78円 0.53$ : 2024年8月の下値 |
価格上昇期待 | 提携とエコシステムの拡大 |
格付けに関する記事はこちらです。

仮想通貨SUIの特徴
ここからはSUI スイの特徴を詳細に説明していきます。
SUI開発背景:Meta元社員のプロジェクト
SUIは、Meta社の元社員たちが設立した企業「Mysten Labs」によって開発された次世代ブロックチェーンです。
Mysten Labsのビジョンは、「Web3の利点をWeb2の簡単さで提供する」ことにあります。
みなさんは、Facebookでかつて進行していたLibraプロジェクトをご存じでしょうか?
実は、SUIの開発チームは、Libraに関わっていたメンバーで構成されているのです。
彼らは仮想通貨やスマートコントラクトに関する高度な知識を活かし、SUIの開発に取り組んでいます。
特に注目すべきは、プロジェクトリーダーのエヴァン・チェン(Evan Cheng)氏です。
彼はMetaやAppleでエンジニアとして培った経験を活かし、SUIの開発を牽引しています。
SUIの開発には、Meta社のLibraプロジェクトが深く関わっています。
Libraは、2019年に旧Facebook社(現Meta社)が立ち上げたステーブルコインプロジェクトでした。
複数の法定通貨に紐付けられたデジタル通貨を用いて、世界的な決済ネットワークの構築を目指していたのです。
しかし、この計画は実質的に「私企業による通貨発行」を意味していたため、世界各国の中央銀行や規制当局から警戒されました。
国家が独占している通貨発行権を民間企業が持つことで、マネーロンダリングや金融政策への影響といったリスクが生じることを懸念されたのです。
その後、プロジェクトはDiem(ディエム)と名前を変え、規模を縮小して再チャレンジしましたが、やはり規制当局との交渉は難航しました。
主な問題点として挙げられたのは次の通りです。
・マネーロンダリングに利用されやすい
・各国の金融政策や中央銀行の業務に悪影響を与える可能性がある
・個人情報の漏洩リスクが高まる
これらの理由から、Diemも規制当局との折り合いをつけることができず、最終的に2022年にプロジェクトは中止されました。
米メタ、デジタル通貨の旧リブラ発行断念 同意得られず
引用元:日本経済新聞 日時:2022年2月1日
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SUIとAptos:Libraの遺産を受け継ぐ
技術的には非常に優れていたLibra(Diem)ですが、残念ながらその開発は中止されました。
しかし開発者たちは、Meta社を離れて、その遺産を引き継ぎ、SUIを開発しました。
Aptosも、同じくLibraの開発者たちが創り上げたプロジェクトです。
ガンダムで例えるなら、試作機が開発中止となった時のようなものです。
ですが、開発者たちはそのままでは終わりませんでした。
試作機の開発を中止した後、新たに別の機体を完成させたように、SUIはLibraの夢を引き継ぎ、さらなる革新と成長を目指しています。
SUIの開発者たちは、Libraの理念を継承しながら、新しいブロックチェーンの未来を切り開こうとしています。
DeFi市場で早くから頭角を現す
SUIは、DeFi(分散型金融)市場においても、その存在感を強めています。
DeFi市場は、中央管理のない金融システムとして、近年急速に成長しています。
2023年にローンチされたばかりのSUIは、DeFiLlamaのデータによると、2024年1月時点でTVL(Total Value Locked:預かり資産の総額)が10位にランクインしました。

Sui、1年足らずでDeFiブロックチェーンのトップ10入り
引用元:CoinDesk Japan
日時:2024年2月1日
TVLが高いということは、そのプラットフォームが多くの資産を預かっていることを意味し、その仮想通貨の利用者が多いことを示します。
SUIのTVLが大きい理由の一つには、取引手数料(ガス代)が非常に低いことが挙げられます。
また、SUIのウォレットが非常に使いやすく、DeFiの利用者がスムーズに取引できる環境が整っていることも理由のひとつでしょう。
取引をスムーズに行いたいユーザーにとって非常に魅力的。
Sui Move言語がもたらす安全性と信頼性
Suiのブロックチェーン設計は、次世代の10億人が関わることを見据えています。
その利用者の多さに耐えうる高性能なシステムが必要です。
仮想通貨SUIのブロックチェーンは、Move言語という独自のプログラミング言語を採用しています。
Sui Moveは、Meta社の技術を基に開発され、安全性が高いことで注目されています。
プログラミング言語は仮想通貨において非常に重要です。
例えば、イーサリアムでは「Solidity」というプログラミング言語が広く使用されています。
しかし、イーサリアムでは、2016年にThe DAO事件が起こり、セキュリティの不備から大量のETHが不正流出しました。
これに比べ、Sui Moveはあらかじめ不具合が起こらないよう設計し、安全性を高めています。

圧倒的な処理速度:他ブロックチェーンとの比較
SUIの最大の魅力の一つは、その驚異的な処理速度です。
一般的に、ブロックチェーンの性能を評価する際には「TPS(Transactions Per Second、1秒あたりの取引処理数)」という指標が用いられます。
例えば、イーサリアムのTPSは約13〜15です。
それに対して、SUIのTPSは297,000という驚異的な数字を誇ります。

引用:SUI公式HP https://sui.io/
このスピードは、Web3の分散型取引所(DEX)やメタバースのような大規模なプロジェクトにとって極めて重要です。
性能の理由;オブジェクト化と水平スケーリング
SUIの強みは、単なるスピードだけでなく、それを支える高度なシステム設計にあります。
SUIでは、ブロックチェーンの基本単位として「オブジェクト」という概念を採用しています。
このオブジェクト化により、現実世界の物事や概念をコードで効果的に表現することが可能になります。
さらに、SUIは同時に発生するトランザクションを分割し、異なるバリデーター(取引を承認する人)に割り当て、並列に処理する技術を利用しています。
また、SUIは「水平スケーリング」を活用して、システムの処理能力を拡張しています。
これは、新たなコンピュータや機器を追加することで処理能力を向上させる技術です。
これらの仕組みにより、SUIでは一度に多くのトランザクションを高速に処理することができます。
投資対象としてのSUI
続いて、投資対象としてのSUIについて見ていきましょう。
・使用されてこそのレイヤー1
まず大前提として、レイヤー1のスマートコントラクト系仮想通貨は「実際に使用されてこそ」その価値が真に発揮されます。
イーサリアムやソラナがその典型例です。
どちらもTVL(Total Value Locked: 総ロック価値)や時価総額の成長を通じて、多くのユーザーに支持され、広く利用されています。
SUIも、これらの先駆者仮想通貨を凌駕することが期待されていますが、特に世界規模のインフラとして成長できるかが鍵となります。
みなさんはSUIが、将来的にイーサリアムやソラナのように、世界中で多くの人々に使用されると思いますか?
その答えは、SUIのユーザーエクスペリエンス(UX)や使いやすさにかかっています!
・供給量と価格の展望
SUIは2023年に誕生した仮想通貨です。
新興の仮想通貨は、誕生初期には供給量が多く、インフレ率が高い傾向にあります。
普及を促進するために、大量のトークンが市場に供給されるからです。
2024年9月時点で、約26億SUIが市場に流通しています。
なお、全体の発行枚数は100億枚に達する予定です。

引用:SUI公式HP https://sui.io/token-schedule
2026年4月には約40億SUI、2028年4月には約45億SUIが市場に流通予定です。
最終的には供給量が現在の約4倍に達する見通しのため、SUIが価格上昇するためには、この供給圧力に耐える必要があります。
供給が増えたとしても、需要が上昇すれば、価格はインフレにもかかわらず上がる可能性があります。
特に、2025年から2030年にかけてWeb3.0への移行が加速すると予想されるため、SUIの成長余地には期待がかかります。
・時価総額の観点からみた価格上昇目途
2024年9月時点で、SUIは時価総額ランキングで28位です。
※最新情報はコインマーケットキャップに示されています。
その時価総額は約4,000億円です。
ソラナの時価総額、約8兆円と20倍の差があります。
仮にSUIがソラナと同等の時価総額に達した場合、現在の価格150円から3000円に到達する可能性が見込まれます。
さらに、仮想通貨全体の時価総額が数倍に成長する場合、SUIが1万円に達することもあるかもしれませんが、これはあくまでも希望的な観測です。
前述したように、今後のSUIの供給量が多いことは、急激な価格上昇を抑える要因にもなり得ます。
<SUIに関連したミームコイン>
SUIに関連するアルトコイン・ミームコインとしては、FUD、CETUS、SCAなどがあります。
これらの銘柄もSUIの価格上昇とともに注目されています。ミームコインへの需要がSUI自体の需要をさらに押し上げる可能性も考えられます。
SUIの見通しとバブル期待
仮想通貨市場は、半減期後のバブル相場が訪れることが期待されています。
バブルが来れば、SUIなどのアルトコインは大幅な価格上昇が期待できるでしょう。
ただし、下記の関連記事のようにバブルが来ないことも想定する必要があります。
それでは仮想通貨バブルが来ないとすれば、SUIは手放すべきなのでしょうか。
それは判断が難しいところです。
というのも、2025年から2030年にかけてWeb3.0移行期が進む中で、SUIがいつ急激な価格上昇を遂げるか予測できないからです。
ビットコインが上がらなくても、特定のアルトコインが急騰することは稀にあります。
SUIがそうなる可能性もあります。
ただし私自身は、2025年頃に一度大きな価格上昇があれば、その際に利益確定売りを検討するつもりです。

仮想通貨SUIの購入方法:主要取引所OKJ
SUIを円建てで購入できる取引所は、OKJです。
こちらは金融庁が認可している国内暗号資産取引所です。
OKJの詳細については、下記の記事をご覧ください。
保有者へ:ステーキングで利回りを得る
SUIを保有している方は、OKJでステーキングを行うことで利回りを得ることが可能です。
ステーキングとは、仮想通貨を一定期間預けることで、報酬として新たな仮想通貨を受け取る仕組みです。
SUIをただ保有しているだけでなく、運用しながら報酬を得る手段として、長期保有を考えている投資家には魅力的な選択肢です。

OKJのステーキング画面
ステーキングに関する記事はこちらです。
仮想通貨SUIのリスクと注意点
ここでは、SUIへの投資の代表的なリスクと注意点について解説します。
前提として、仮想通貨は実態のないデジタル通貨のため、需要と供給によって値段が決まります。
そのため、SUI特有のリスクや事情を把握しておくことが大切でしょう。
・技術的リスク
メインネットローンチ初期の技術的リスクも挙げられます。
SUIのメインネットは、2023年5月3日に正式にローンチされました。
ただし、まだローンチから日が浅いため、将来的に予期せぬトラブルが発生する可能性があります。
ユーザー数の増加に伴いネットワークが混雑するリスクや、セキュリティの脆弱性が見つかる可能性もあります。
2020年にローンチされたレイヤー1のソラナは、2022年に何度も大規模なシステム障害が起こりました。
こうしたリスクを理解した上で、SUIに投資するかどうかを慎重に判断する必要があります。
ただし、障害がもし長期間発生しない場合は、それはSUIの高い技術性を示すことになります。
・規制リスク:韓国当局による調査事例
2023年10月、SUI財団は韓国の規制当局から、供給量に関する操作の疑いで調査を受けました。
調査のきっかけは、SUIのトークンリリーススケジュールが非公開だったため、財団が意図的にトークンを売却するのではないかという憶測が広がったことです。
これに対し、SUI財団は一貫して操作の疑いを否定し、計画通りにトークンを売却していないと主張しています。
この調査は一時的にSUIの価格に影響を与えましたが、2024年9月時点では問題は沈静化したと見られています。
今後は、SUIがクリーンな市場イメージを維持することが、長期的な成長にとって重要な要素となるでしょう。
・追加のコスト負担
レイヤー1の仮想通貨を使用する際、通常はガス代という手数料がかかります。
特にイーサリアムはこのガス代が高いことで知られています。
一方、SUIではガス代に加えて「ストレージ料金」という追加のコストが発生するため、ユーザーにとっては二重の手数料負担となることがあります。
このストレージ料金は、取引に関連するデータを保存するコストであり、データ量に応じて変動します。
そのため、手数料が予測しにくい場合がある点には注意が必要です。
とはいえ、SUIは暗号資産取引所での送金に関しては、他の通貨と比較して低コストです。
例えば、2024年9月時点で、海外取引所BitgetでのSUI送金手数料はおよそ20円以下と非常に低く設定されています。
SUIに投資する際は、これらのリスクを考慮することが大切です。
仮想通貨SUIのニュース・将来性
ここからはSUIのニュースや将来性についてみていきましょう。
2023年の誕生から2年目となる2024年はSUIにとって重要な年となりました。
Web3ゲームや大手企業との提携、さらには投資信託の開始など、SUIの将来性が一層期待されています。
スイ(SUI)対応Web3デバイスの発表
2024年4月、SUIはWeb3ゲーム対応のポータブルゲーム機「SuiPlay0x1」を発表しました。
Sui発のポータブルゲーム機「SuiPlay0x1」、599ドルで先行予約開始
引用元:COINPOST
日時:2024年9月4日
これは、Mysten Labsが主催したイベント「Sui Basecamp 2024」で発表され、CoinPostなどの主要メディアでも大きく報じられました。
Web3ゲームの世界でポータブルデバイスが登場のは正直いって驚きました。
これは、SUIがWeb3プラットフォームとしてのリーダーシップを本気で狙っている証拠でしょう。
ブロックチェーンによって、デバイスを発表している事例として、ソラナの「Saga」に続いています。
企業とのパートナーシップ
SUIは、Tencent Cloud(テンセントクラウド)やAlibaba Cloud(アリババクラウド)といった巨大企業とのパートナーシップ(提携)を結んでいます。
ミステンラボがアリババクラウドと提携、「Sui(SUI)」のweb3エコシステム開発に向け
引用元:あたらしい経済 日時:2023年3月8日
ミステンラボがテンセントクラウドと提携、「Sui(SUI)」エコシステム成長に向け
引用元:あたらしい経済 日時:2023年2月13日
これは、SUIの信頼性を高めています。
これらのパートナー企業のノウハウを活用することで、SUIのプラットフォームの安全性や品質が向上し、ネットワーク規模が広がることが期待されています。
GrayscaleによるSUIへの投資信託の開始
2024年8月には、アメリカの大手暗号資産投資会社Grayscaleが「Grayscale Sui Trust」の販売を開始しました。
これは、機関投資家たちがSUIに注目し、大規模な資金を投入する準備が整ったことを意味します。
・補足説明:Grayscale(グレースケール)とは
米国の資産運用会社で、機関投資家や適格投資家を対象に仮想通貨投資信託を提供しています。
ビットコインが有名になる2013年にGBTCというビットコインの価格と連動した投資信託の販売を開始した仮想通貨と関連の深い企業です。
なお、2024年には米国でビットコインの現物ETFが承認された際には、グレースケールもビットコイン現物ETFの販売を開始しました。
SUIは、革新性を持つ技術や企業提携によって、今後もさらに注目を集めるかもしれません。
スクエアエニックスとの提携
SUIはスクウェア・エニックスとの提携を発表しました。
スクエニは海外市場での成長を図っており、この提携により、SUIは新たなユーザー層と市場を開拓することができると予想され、今後、SUIがゲーム分野での影響力をさらに広げることが期待されています。
記事引用元: bitbankプラス 日時: 2024年9月16日
技術革新:Pilotfishシステム
Sui スマートコントラクト処理を大幅に向上する「Pilotfish」を公表
240321
CoinPost(仮想通貨メディア)@coin_post
SUIは、2024年3月に「Pilotfish」という技術を導入し、スマートコントラクトの処理能力を大幅に向上させました。
既存のブロックチェーンはこれまで、取引速度が遅いという問題を抱えていました。
しかしPilotfishの導入により、SUIはその問題を解決し、よりスムーズで高速な取引を提供できるようになったのです。
トランザクション(取引)速度が飛躍的に向上し、ユーザーの待ち時間が大幅に短縮されました。
この技術は、他のブロックチェーンとは一線を画すSUI独自の強みです。
Pilotfishの仕組みを郵便局の配達の例えで説明しましょう。
郵便局員が郵便物を効率的に分担し、配達速度を大幅に向上させたイメージを持っていただければと思います。
まとめ:仮想通貨SUIの未来と投資戦略
最後にSUIの情報をまとめます。
1. SUIの革新性と特徴
SUI(スイ)は、次世代のレイヤー1ブロックチェーンとして、圧倒的な処理能力とスケーラビリティを備えています。独自のプログラミング言語「Move」の導入により、安全性と信頼性が強化されています。
2. 開発背景と技術的優位性
SUIはMetaの元社員たちによって開発され、Libraプロジェクトの遺産を受け継いでいます。特に、オブジェクト化と水平スケーリングのアプローチにより、他のブロックチェーンと比べて高いパフォーマンスを実現しています。
3. 投資対象としてのSUI
特に、DeFi市場での実績や今後の成長性が期待されていますが、供給量や規制リスクなども考慮する必要があります。
4. 最新ニュースと将来性
Web3デバイスの発表や大手企業とのパートナーシップ、Grayscaleによる投資信託の開始など、さまざまなニュースで注目されています。これらの動向がSUIの将来性に与える影響は大きいです。
5. 購入方法とリスク管理
SUIを購入するには、主要取引所であるOKJを利用するのが便利です。また、ステーキングによる利回りの取得や、リスクをしっかり把握して投資することが重要です。
ここまで仮想通貨SUIに関する情報をお届けしました。
SUIの成長余地やリスクを理解し、みなさまの投資戦略に役立ててください。興味がある方は、他の記事もチェックして、仮想通貨投資の成功に向けての知識を深めていきましょう!
参考にしているブログ運営者さんの記事~SUI NOTEさん
仮想通貨SUIを安全に: 私が心がける5つの習慣
Suiってなに?初心者にもおすすめの仮想通貨|良いところ悪いところまとめ
その他、様々なアルトコインに関する記事を執筆しています。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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