キングダム 桓騎から学ぶ仮想通貨投資~ピンチを乗り切る知略とは

仮想通貨投資は戦争だ。
テクニカル分析もファンダメンタルズ分析もRSIも
時に、全く役に立たず予想外の値動きを見せる。

24時間365日絶え間なく動く価格と
上下が激しいボランタリー。

そんな仮想通貨投資という乱世を生き抜くためには、
戦略を学ぶ必要がある…

 

当記事では、キングダムの67巻で見せた桓騎将軍の驚くべき思考回路、知略をご紹介します!

 

当記事の画像元 ©キングダム / 原 泰久 / 集英社

 

「キングダムを知らない!」
「仮想通貨と漫画は関係ないだろ!」

と思った方にもわかりやすくお伝えできるように執筆いたします!

 

そして私が書く記事には意味があります
なぜなら、桓騎の思考回路には、仮想通貨(暗号資産)投資にもつながるヒントがあったのです…

コントロールできないこと:外部環境、ブラックスワン、金利
確実に訪れる未来と指標:ビットコインの半減期と発行枚数が減っていく事実

そもそも資金力が豊富にあるならば、仮想通貨投資家にはなりません。
リスクも限定されている株式投資をメインにするでしょう。

値動きも激しく365日24時間休まない仮想通貨相場で戦うあなた、そして私は、
いかにしてこの乱世を戦い抜けばよいのでしょうか!

 

※キングダム67巻のネタバレを含みますのでご注意ください!

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ピンチ時、慌てずにあえて時間を稼ぐこともある

(前略)

練りに練られた李牧(敵国・趙軍の司令官)の戦略を前に、平地のど真ん中で大軍に包囲され、絶対絶命の窮地に陥った桓騎軍(秦軍の部隊)。

桓騎軍・飛信隊・楽華隊の3軍で戦っていたものの、飛信隊・楽華隊は一足先に逃げてしまっていたため、桓騎軍単独で李牧軍に包囲されてしまいました。

桓騎軍は兵力、地理的配置においても圧倒的不利に陥ります。
このままでは、敵軍に四方から攻撃されて、全滅してしまいます。

そんな窮地の中、桓騎は李牧さえも見たことがない謎の陣形を敷き始めます。

なんだ?なんだ?と高嶋ちさ子さんたちのようにザワつく李牧軍。

桓騎が仕掛けた奇妙な陣形に、誰もその意図が分からず困惑しますが、李牧はその陣の正体を見破りました。
特に有効性のない、ハッタリであると!

「陣形に意味はない。十字の谷を避け、四本の足先から食い尽くせ」と指示を出します。

じわじわと攻められ、軍勢を削られていく桓騎ですが、それに動じることはありません。
正攻法で戦うなら、本軍から主力部隊を出すべきですが、それはしませんでした。

それどころか、東西南北に対して、少しずつ主力部隊を少し動かしては戻すという、無意味な行動を繰り返します。

出陣させては、撤退、出陣させては撤退。
何の意味もない行為。

その間にも、敵軍に近い末端の部隊は殲滅されていきます。

誰も意図が分からず困惑する中、ただ1人桓騎は笑っていました。
桓騎の狙いは…。

そんな時、軍師の摩論が耐えかねて
「こんなふざけたこと続けてたら…このままじゃ…」と意見を言いました。

すると、桓騎は、いつものようにフッっと笑って説明するのです。

「俺はずっと時間の無駄遣いをやっていた」と。

 

 

時間を無駄にした桓騎の目的は、時間稼ぎだったのです。

 

時間を無駄にして、自軍の有利な時間が来るのを待った

桓騎が時間を無駄にした理由は、
桓騎軍が有利となる”日没”まで時間を稼ぐことでした!

さて、ではなぜ桓騎は日没まで時間を稼ぎたかったのでしょうか。

それは、桓騎軍と李牧軍の軍の性質の違いをふまえたものでした。

 

桓騎軍は、野盗からなる軍勢のため、暗がり(夜)での行動が得意。
李牧軍は、正規軍のため、昼の戦いが得意。

 

兵力が多い李牧軍に勝つためには、敵の得意な昼ではなく、自軍が得意な夜に勝負を持ち込む必要があります。

そのため桓騎は、日中はあえて意味のない行動で、李牧軍をゆさぶりギリギリまで時間を稼いだのです。

自分たちが得意な夜に勝負を仕掛けるために。

 

無事、日没まで時間を稼いだ桓騎軍は、日没後に意表を突いた突破作戦を決行します。

あちこちに主力部隊を少し動かすことで、敵軍の中で反応鈍くて突破しやすい部分を探っていたのです。桓騎軍は敵軍で最も鈍い部分に向けて突撃し突破を試みます。
数の不利は圧倒的ではあったものの、ゼノウ一家という鉞部隊の活躍もあり、李牧軍の包囲からなんとか脱出に成功します。

もし桓騎が時間を稼がず、日中に李牧軍と決戦をしていれば、日没が来る前に敗北していたかもしれません。

 

どんな窮地でも、できる中で最善を探す

部下たちは桓騎に尋ねました。

「一体いつから時間を稼いで日没を待つことにしたのか?」と。
桓騎は「李牧が登場した時から(ピンチになった瞬間から)」と答えました。

ここに桓騎の知略の真髄があります。
驚くべき程、先を見通す力があるのです。

桓騎は、李牧が登場したときに、自軍が圧倒的に不利に陥り、正攻法ではその絶対的不利をひっくり返せないと悟りました。
そして、唯一のチャンスを狙って、あえて決戦をせずに時間を稼いで戦力を温存していたのです。

包囲されてもはや後が無いときであっても、桓騎は自分たちの有利になる条件になるために最善を尽くしたのです。

それが、野盗が有利となる”暗がり”が来るまで時間を稼ぐということでした。
その作戦の真意を味方にさえ悟らせないよう、一見意味不明な行動をしていたのです。

「どんな窮地でも、できる中で最善を探す」

そんな桓騎の姿がカッコイイですよね。

「全部うまくいく」そんな桓騎の言葉は、先を読む圧倒的な知略も自信になっているのでしょう。

 

これは仮想通貨投資家にいい換えるならば、

外部環境が厳しい時期は主力の資金をある程度温存して、勝負の時期に備える、ということでしょう!

 

マクロ環境(金利など)・外部環境が悪いときは時間を稼げ

さて、ここまではキングダムの作中での桓騎の活躍を紹介しました。
最後に、これを仮想通貨(暗号資産)投資に応用してみましょう!!

桓騎の動きから我々が学ぶことは、
・自軍と敵軍の状況を俯瞰する
・自軍が最も得意な時期まで時間を稼ぐため最善を尽くす
ことではないでしょうか。

仮想通貨投資にとっての敵軍は、マクロ経済や金利といった外部環境、はたまた仮想通貨関連企業や取引所の破綻といった事件でしょう。
特に過去に暴落が起こった2018年や2022年は、外部環境も悪く、仮想通貨関連企業の倒産や取引所のハッキングがあるなど、厳しい外部環境に襲われました。

しかし、これらは私たちだけではコントロールできません。

だからこそ、「時間を稼ぐ」必要があるのです。

 

時間を稼ぐということはどういうことでしょうか。
私が導き出した答えは、こちらです。

「仮想通貨投資以外の時間を楽しみつつ、淡々と現物でBTCを買い増す」

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具体的には下記記事に記載しています。

【仮想通貨の冬の過ごし方】現実世界を堪能して人的資本を高めよう!

他にも読書で知識を増やすのもよいでしょう!

仮想通貨を学ぶ書籍 おすすめをご紹介! 知識を投資に活かそう

 

外部環境が悪い時に、無理に相場に張り付いてレバレッジ取引などを繰り返してもうまくいかないことが多いです。
それどころか大事な主力部隊としての自分の資金やメンタルをすり減らしてしまいます。

そして肝心の有利な時期での戦い(   )が来るときまで、資金とメンタルがもたないのです。

有利な時期での戦い(   )とはなんでしょうか?

 

仮想通貨投資家のゴールデンタイムは、半減期後のバブル

仮想通貨投資家にとっての、「有利な時期」とはいつでしょうか?

それはビットコインの半減期の翌年(2017.2021年)に起こることが多い
「仮想通貨バブル」です!

 

©Messari 

※次回のビットコインの半減期は、2023年末~24年の予想。

 

これが我々仮想通貨投資家にとっての最大の有利な時期です。

株式にも、貴金属にも、債券にもない仮想通貨特有の季節。

まずはビットコインが最高値を更新し、
その後、イーサリアムなどのアルトコインが軒並み最高値を超えて跳ね上がっていくお祭りの季節が1~数か月続きます。

この時期には、詳細な分析も四季報を確認することも必要ありません。
バブルが来るまでにコツコツ積み立てて保有していた仮想通貨を、
分割して売っていけばよいのです!

 

豆知識 半減期とは? ビットコインの価値を保つシステム

ここで、半減期について少しだけ紹介します。

仮想通貨の半減期とは、マイニング時に報酬として貰える仮想通貨の量が半分になってしまう時期のことです。

※マイニングとは
仮想通貨の取引の検証や承認をすることをマイニングといいます。
マイニングをする人たちのことをマイナーと呼び、マイナーたちはマイニングの成功報酬として新しく発行された仮想通貨(ビットコインなど)を貰うことができます。

ビットコインを例に挙げると、新しく発行された仮想通貨を貰える量は、一定期間ごとに半減するように作られています。

もう少し詳しく数字を上げると、「ブロック高210,000ごとにブロック報酬が半分」になります。

ビットコインを例にあげてみましょう。

 

時期 採掘報酬

(BTC)

ブロック高
2009年1月4日~ 50 0~209,999
2012年11月29日~ 25 210,000~419,999
2016年 7月10日~ 12.5 420,000~629,999
2020年5月12日~ 6.25 630,000~
2023年末~2024年? 3.125 840,000~
2027年末~2028年? 1.5625 1,050,000~

作成者 クリプトルパン blockchain.com にて、年間採掘BTCを算出

 

上記のように、ビットコインの発行枚数は約4年ごとに半分に減っていっているのです。

この半減期によって、通貨の総供給量を抑制してインフレーションを防ぐことが狙いです。
需要と供給のバランスを保つメリットがあります。

ビットコインは金をモデルに作られているといわれており、発行上限枚数は2100万枚です。

金の埋蔵量には限りがあり、年々採掘量が減っていくため、希少価値が出るという図式になっています。
金をモデルに作成されたビットコインは半減期を設けることで年々発行量を減少させ、希少価値を作り出すように設定してあります。

そのため、ビットコインは半減期ごとに値段が上がりやすいという性質があるのです。

 

なお、ビットコインを模して作られたライトコインにも半減期のシステムが導入されています。

 

半減期後のバブルに向けて閑散期は時間をつぶせ

最後にここまでの記事をまとめます!

桓騎は兵力が圧倒的に多い李牧軍に勝つために、敵の得意な昼ではなく、自軍が得意な夜に勝負を持ち込む必要がありました。
そのため桓騎は、日中はあえて意味のない行動で敵軍をゆさぶり、時間を稼いだのです。

自分たちが有利な夜に勝負を仕掛けるために。

 

では我々、仮想通貨投資家はどうすればよいのでしょうか。

それは、コントロールできない外部要因に拘らず、
現実世界を楽しみ、現物でBTCやETHを買ってレンディングに預けて寝かせる。
もしくは取引所内か、コールドウォレットで保管しましょう!

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気持ちを乱されることなく、淡々と次の半減期バブルまでの時間を稼ぐことが、

私たちの戦略ではないでしょうか?!

 

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!

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