前回の記事で、相場下落・暴落時の対策や対処法について記載しました。
今回は続きとして、相場下落時の心理面にスポットを当てます。
相場が急に下落したときに不安や怒りを感じたことはありますか?
投資をしている人なら、一度は経験があるでしょう。
私はあります…
1日で年収超える300万円以上の暴落や、仮想通貨バブル崩壊で80%超え下落などがありました。とても苦しく、悲しい心境でした。
この記事では、そんな相場下落時の心理的影響と対策について詳しく解説します。
不安や怒りに飲み込まれず、冷静に対処する方法を知ることは、投資の成功に不可欠です。
相場下落に対する適切な対策や心理学的アプローチを学ぶことで、感情をコントロールし、冷静な判断を下すことができるようになります。
特に、投資初心者や相場の変動に悩んでいる方にとって、この記事は参考になるかと思います。
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相場下落の心理的影響とは?
相場が下落すると、多くの投資家は不安や怒りを感じます。
この心理的反応にはどのようなメカニズムが働いているのでしょうか?
まず、1つは不安とは将来の不確実性から生じる感情です。
相場が下落すると、投資の価値が減少する可能性が高まり、その結果として不安が増します。
一方、怒りは、自分の期待が裏切られたと感じるときに生じる感情です。
多くの投資家は、上昇する相場を期待しています。
ところが、相場が下落すると、その期待が裏切られ、怒りが生じるのです。
みなさんも経験があるかもしれませんが、こうした感情の変化は非常に迅速に起こります。
これは仕事や恋愛でも同じです。
相手の反応に期待してしまうからこそ、その予想と反する結果が来るとがっかりしてしまうのです。
不安と怒りのメカニズム
不安と怒りは、投資家の心理状態に大きな影響を与えます。
特に、不安は未来に対する恐怖から生じるため、投資家は冷静な判断を下すことが難しくなります。
みなさんも、急な相場下落に遭遇したとき、冷静さを保つのが難しかった経験はありませんか?
怒りは、より攻撃的な行動を引き起こすことがあります。
これでは、適切な投資判断を下すことができません。
例えば、感情的になって保有している株をすべて売却してしまったり、積立を解約してしまうことがあるかもしれません。
このように投げやりに売却した時が相場の底で、その後、上昇していくこともあります。
そうなってしまえば、また後悔の念が強くなり、高値で買い戻すこともあるでしょう。
これは最悪な事例です…
このように投資家の心理状態への影響は、個人の資産運用に大きな影響を与えます。
相場が下落すると、投資家はしばしばパニックに陥り、冷静な判断を失うことがあります。これによってさらなる損失を引き起こす可能性があります。
相場が下落したときは、一度冷静になって、自分自身の心理状態を見つめ直してみましょう。
相場下落時に感じる不安や怒りの感情を理解し、コントロールすることが、長期的に投資と向き合うコツです。
仏教の観点から見る相場と欲望のコントロール
仏教の教えに基づいて相場に対する欲望をコントロールする方法を考えたことはありますか?
仏教では、欲望が苦しみの根源とされています。
相場取引においても、欲望が投資判断に影響を与えることがよくあります。
しかし、仏教の教えを参考にすることで、この欲望をコントロールし、冷静に投資に臨むことが可能です。
仏教では、「欲望は苦しみを生む」とされています。
相場での利益を追求しすぎると、損失を恐れて冷静な判断を欠いてしまいます。
ここで大切なのは、欲望を持ち込まないことです。
相場の変動に振り回されず、心を落ち着けることが成功への道です。
仏教の教えでは、「今ここに集中する」ことが強調されています。
相場での取引も、過去や未来の期待や恐怖に囚われることなく、現在の状況に冷静に対処することが重要です。
相場に対する欲望をコントロールするためには、以下のアプローチが有効です。
1 心の平穏を保つ
深呼吸や瞑想を通じて心を落ち着け、冷静な判断を下すための準備をしましょう。
2 執着を手放す
利益に執着しすぎると、感情的な判断をしやすくなります。執着を手放し、適切なリスク管理を心がけましょう。
3 現在に集中する
過去の失敗や未来の予測にとらわれず、現在の状況を正確に把握し、冷静に行動することが大切です。
相場下落に対する適切な対策
ここからは、心理学的アプローチと具体的な戦略を組み合わせて、相場下落時の不安を和らげる方法を紹介します。
深呼吸や瞑想で感情をコントロールする
まず、心理学的アプローチとして重要なのは、感情をコントロールすることです。
不安や怒りに飲み込まれないためには、冷静さを保つことが必要です。
例えば、深呼吸をしてリラックスすることや、瞑想を取り入れることで心を落ち着かせることができます。
一度、深呼吸をして気持ちをリセットする瞬間を作ってみてはいかがでしょうか?
先ほど仏教の話でお伝えしたように、心の平穏を保つ、執着を手放す、現在に集中する、という3つを意識してみましょう。
情報を整理して正しく現状を理解する
もう一つの方法は、情報を整理して現実を見つめ直すことです。
相場が下落しているとき、ついネガティブなニュースにばかり目が行きがちですが、冷静にデータを分析することで、正確な判断ができるようになります。
こちらは冒頭で記載した前回の記事に記載しています。
「休むも相場」一度離れて、他のことを考える
次に、投資の世界でよく言われる「休むも相場」の実践法について考えてみましょう。
「休むも相場」という言葉を聞いたことがありますか?
これは、相場が不安定なときに無理に売買取引を続けるのではなく、一度休んで状況を見極めることを意味します。
資産を売却せずとも、証券会社や暗号資産取引所の口座を見ない、投資情報を1週間~1カ月見ないようにする、というのも良いかもしれません。
その間は下記記事で記載したように、投資以外のことに注力するのも良いですね!
私も2020年3月に、コロナショックによって仮想通貨や株価が大暴落したときには、一度、投資情報をシャットアウトして相場から離れました。
口座からもログアウト、普段見ている情報源も見ないようにフォローを外したりしました。なお、持ち資産は一切売却していません。その後、期間をおいてから再度相場をみてみると回復していました。
このアプローチの利点は、相場感情に左右されずに冷静な判断を下せる点です。
例えば、相場が急落しているときに無理に保有株やポジションを持ち続けるよりも、一旦手を引いて状況が安定するのを待つ方が賢明です。
その時に、相場情報を見てしまうときになってしまうので強制的に一旦、離れるのも手かもしれません。
このようにして、損失を最小限に抑えることができます。
みなさんも、相場が荒れているときには「休むも相場」を意識してみてください。
無理に取引を続けるよりも、一旦距離を置いて冷静な判断をする方が長期的な成功につながります。
相場下落に対する適切な対策を実践することで、不安や怒りに対処し、冷静な投資判断を下すことができるかもしれません。
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両張りで考える 上がっても下がってもいい
投資家の失敗の理由
多くの失敗する投資家は、絶対に上がると思い込んでしまいます。
みなさんは、投資で「絶対」という言葉を信じたことはありますか?
賭ける、そんな心境で投資をしてしまうのです。
でも、賭けることはやめましょう!!
それでは、適切な準備も計画もできません。
それは短期ギャンブルのパチンコです。
怒りは、自分の期待が裏切られたと感じると前半でお伝えしました。
それでは、初めから、どっちでもいいというスタンスで投資をするのはいかがでしょうか?
上がることの期待ではなく、下がることも覚悟する。ぶっちゃけどっちでもいい。
このスタンス、境地に到達するのです。
そもそも投資は、無くなってもいいと思える余剰資金の範囲で行うものです。。
ここで「両張り」という考え方を取り入れてみましょう。
相場が上がることも下がることも想定し、その両方に備えるのです。
値上がりすれば利益がです。
値下がりしても配当や利率がもらえる、安く枚数を増やせる、と考えるのです。
価値が10年以上にわたって維持し続けるであろう優良銘柄に投資をしているのなら、そう考えることができるでしょう。
たとえば高配当・優待株株や、ビットコイン・イーサリアムなどをステーキング・レンディングすることです。
投資において勝つ心構えは、上がることへの期待ではなく、下がることも覚悟することではないでしょうか。
絶対に上がると思い込まず、両張りの考えを取り入れることで、冷静に対処できるようになります。
この考えはハンターハンターのパリストンの考えでもあります…ここはいずれまた別の記事に。
各立場から見る相場下落の影響
相場下落の影響は、投資家だけでなく、証券会社や情報発信者にも広く及びます。
それぞれの立場によって感じるプレッシャーや反応は異なります。
最後に、証券会社、お客さん、そしてSNS・YouTube情報発信者の視点から、相場下落の影響を見てみましょう。
それぞれの立場の方の状況を考えることで、他の人の立場になって物事を考えて、他者に優しくなることができるかもしれません。
・証券会社:お客さんからの問い合わせ対応
相場が下落すると、証券会社はお客さんからの問い合わせ対応に追われます。
多くの場合、お客さんは不安や怒りを抱えており、その感情を証券会社の担当者にぶつけます。
担当者はお客さんの不安を和らげるために、専門的なアドバイスを提供し、状況を丁寧に説明する必要がありますが…
相場の今後は証券会社の担当者であってもわかりません。
・お客さん:相場下落に対する批判と対策
お客さんの立場から見ると、相場下落は投資の価値が減少するため、当然ながら不満や批判の声が上がります。
その思いを証券会社の担当者にぶつけてしまうかもしれません、
みなさんも投資の損失を経験したことがあるなら、その感情は理解できるでしょう。
お客さんには、相場下落に対する対策としてポートフォリオの見直しやリスク管理、分散投資を強化することが求められます。
ひとつだけ間違いないことは、証券会社の担当者が勧めたとしても、その銘柄を購入してしまったのはお客さんご自身です。
その責任は残念ながらご自身にあります。
前を向いてこれからの対策を考えるしかないでしょう。
・SNS・YouTube情報発信者:再生回数やインプレッションの低下
SNSやYouTubeで情報発信をしている方々にとって、相場下落は再生回数やインプレッションの低下という形で影響を受けます。
相場下落時には、視聴者が投資情報に興味を失うことが多く、情報発信者は新たなコンテンツの方向性を模索する必要があります。
例えば、相場下落時の対策や心理的なサポートに関する情報を提供することで、視聴者の関心を引き続けることができます。
ただし、これには落とし穴があります。
・SNS・YouTube視聴者:資産が減ってイライラしている
SNS・YOUTUBEの視聴者さんは、相場下落時は感情的になり気がめいっています。
「情報発信者がこれまで相場に楽観的な見通しをしていたのに下がった!」「おすすめ銘柄で損をした」と思うこともあるでしょう…
ただし、ひとつだけ間違いないことがあります。
証券会社の例と同じく、その銘柄を購入してしまったのは視聴者さんご自身です。
あくまでもSNSでの情報発信は参考情報でしかなく、投資の最終判断はご自身にあります。
そうはわかっていても、相場下落時にはイライラしてしまうこともありますよね…
ここまで、各立場から見る相場下落の影響を紹介しました。
ここを理解することで、私たちはより総合的な視点で相場下落時の対応することができるのではないでしょうか。
相場下落時の不安と怒り、その対策について深く掘り下げてきましたが、みなさんにとって有益な情報となりましたでしょうか?
相場の変動は避けられないものですが、適切な対策と心理的アプローチを学ぶことで、冷静に対処できるようになるかもしれません。
以下の事例も参考にしながら、相場と向き合っていきましょう。
1:深呼吸や瞑想で感情をコントロールする
2:情報を整理して正しく現状を理解する
3:「休むも相場」の実践法
4:両張りで考える 上がっても下がってもいい
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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