ビットコインについてどれほどご存知ですか?
ビットコインがニュースで頻繁に取り上げられ、多くの注目を集めていますが、その本質や真の価値を本当に理解している人は少数派かもしれません。
今回の記事では、マイクロストラテジーの元CEO・現会長のマイケル・セイラー氏がなぜビットコインを大量に購入しているのか、そして彼が見抜いたビットコインの真価について深掘りしていきます。
当サイト『投資の美学』では、マイクロストラテジーに関する記事を多数掲載しています。詳細は以下のリンクからご確認ください。
今回は、以下の二つの記事を再構成し、セイラー氏の視点を通じてビットコインがなぜ「安全な資産」として位置づけられているのか、そして長期的にどのようにビットコインを見据えているのかをまとめました。
・「なぜ16億ドル以上のBitcoinを購入したのか」MicroStrategy CEO マイケル・セーラー氏(全インタビュー記事)
BTCボックス株式会社 2020年12月8日
・マイケル・セイラー氏「ビットコインは100年保有すべき」
コインテレグラフジャパン 2021年08月03日
投資に関心がある方や、ビットコインに対する理解を深めたいと考えている方にとって、有益な情報源となれば幸いです
最後までお読みいただくことで、ビットコインがどのように未来の経済を変革する可能性があるのか、そのヒントを得ることができるはずです。
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マイケル・セイラー氏「ビットコインは100年保有すべき」
ビジネスインテリジェンス企業のマイクロストラテジーのCEOであるマイケル・セイラー氏は、ビットコインへの大胆な投資を支持する理由として、「最も高いアップサイド(価格上昇)と最も低いリスクの戦略」を挙げています。

リスクを避けながらも大きな利益を追求。
セイラー氏は、これこそがビットコイン投資の魅力だと説いています。
多くの人が「分散投資」と聞くと、さまざまな種類の仮想通貨や株式を購入することを思い浮かべるでしょう。
しかし、セイラー氏はその考え方に一石を投じています。
彼によれば、ビットコイン自体が分散された資産なのです。
都市、州、政府、企業、そして小規模から大規模な投資家まで、さまざまな主体がビットコインを保有しており、その結果、ビットコインが既に分散された状態にあるといいます。
セイラー氏は、ビットコインがAppleやAmazon、Facebookといったテクノロジー企業の『技術革新の中核』となる日が来ると信じています。
ビットコインの未来:100年後も続く財産の形
ビットコインの未来について考えたことがありますか?
セイラー氏は、ビットコインが今後数十年、さらには数世代にわたり価値を保持し続けると見ています。」
彼は冗談めかして「ビットコインはトレード戦略ではなく、エグジット戦略だ」と言います。
つまり、ビットコインは短期的な利益を追求するものではなく、長期的に保有することで価値を見出す資産だというのです。
当サイトでも同じ考えを採用しており、下記の記事を執筆しました。
セイラー氏のビジョンによれば、ビットコインは今後、世界中の何十億人もの人々に利用されるオープンプロパティネットワークとなるでしょう。
その時が来たら、ビットコインはただの投資対象ではなく、社会全体の財産としての位置づけを持つのです。
マイケル・セイラーがビットコインを購入した理由とは?
セイラーがビットコインに注目したきっかけ
マイケル・セイラーは1965年に米国で生まれ、MITで宇宙工学を学びました。
その後、航空宇宙工学の学位を取得し、科学革命についても深く学びました。それが経済や社会にどのような影響を与えるかについての知識を深めています。
MITを卒業後、1989年にマイクロストラテジー(MicroStrategy)を設立しました。セイラーは24歳の時にこの会社を立ち上げ、それ以来30年以上にわたり、マイクロストラテジーのCEO兼筆頭株主として活躍しています。
2024年時点では、CEOを退任し、会長職に就任しています。
マイクロストラテジーはビジネスインテリジェンス製品を販売する会社で、世界中のあらゆる場所で、法人向けに事業の製品と技術を販売しています。
ここまでがマイケル・セイラーとマイクロストラテジー社の簡単な紹介です。
2020年のコロナパンデミックが契機
みなさんが、ビットコインに注目し始めたきっかけは何ですか?
多くの人が単なる投資の一部としてビットコインを見ているかもしれませんが、マイケル・セイラーの場合は違います。
セイラーは2020年の3月までは、ビットコインの世界を完全に外部から観察し、あまりビットコインに詳しくありませんでした。
2013年に「Bitcoinの時代は終わった」という内容のツイートをしており、その後7年間Bitcoinについては何も考えることはありませんでした。
しかし、セイラーがビットコインに注目した理由は、世界経済の根本的な変化を見抜いたからです。
セイラーは、2020年のパンデミックをきっかけに、世界経済の不安定さと通貨の価値が揺らぐことを感じ取りました。
特に、各国政府が莫大な財政刺激策を打ち出し、インフレが加速する可能性が高まる中で、「何かが起きる」と考えたのです。
セイラーは、自社の資産がインフレによって減価するリスクを感じ、伝統的な投資手段ではこのリスクを避けられないと判断しました。
では、どこに逃げ場があるのか?
そこで彼が見つけたのが、ビットコインでした。
みなさんは、経済的な不安定さを感じたとき、どんな選択をしますか?
インフレと資本コスト:セイラーが見抜いた経済の真実
みなさん、インフレと聞くと何を思い浮かべますか?
物価の上昇、購買力の低下、それとも将来への不安でしょうか?
マイケル・セイラーは、この経済現象が資産にどれほどの影響を及ぼすかを深く考えました。
インフレは単なる物価上昇だけではなく、資産価値を目減りさせる大きな要因です。
2020年3月、セイラーがビットコインに注目し始めた理由は、政府が「インフレはない」と主張している一方で、彼の欲しいものがどんどん値上がりしていることに気づいたからです。
M2(「現金通貨+預金通貨+準通貨+譲渡性預金(CD)」として定義されるマネーストック指標の1つ)の貨幣供給の拡大は、まさに「資本コスト」と呼ばれる現象、つまり資産のインフレを引き起こしました。
この「資本コスト」とは、物価が上がり続けることを想像してみてください。
気がついたら資本コストが3倍になっていたのです。以前は5%だった利回りが、15%にまで跳ね上がりました。
こうなると、保有している全ての投資のうち、利回りが15%以上にならないものは価値を失います。
債券の利回り、株式の利回り、さらには持っている不動産の家賃の利回りにも同じことが言えます。
年に15%以上のスピードでキャッシュフローを成長させないビジネスは、価値を失うしかありません。
たとえば、保有する不動産で家賃利回りが15%以上になっていないものがあれば、家賃が15%以上にでも上がらない限り、その不動産には価値がなくなるということです。
資本コストの上昇は法定通貨では防げない
みなさんは、この資本コストの上昇に気づいたとき、どう感じますか?
セイラーは、当時の世界中の300兆ドル相当の法定通貨資産が、価値の半分を失う可能性があると認識しました。
セイラーは、従来の法定通貨ではこのリスクに対抗できないと判断しました。さらに、資本コストの上昇も見逃せない問題です。
経済がインフレによって圧迫されると、企業の資本コストも上がり、利益を生み出すためのハードルが高くなります。
本サイトでもインフレや紙幣についての記事を投稿しています。
このままではいけない!
そう思ったセイラーは、富や購買力を維持するために、自分が買えるような希少価値の高い資産を探し出すことを決意しました。
「現金はもはや安全資産ではない」 そう結論付けたセイラーが最終的にたどり着いたのがビットコインです。
ビットコインの価値観:完璧な貨幣ネットワークとは
セイラーは、ビットコインを「完璧な貨幣ネットワーク」だと感じています。
その理由は何でしょうか?
ビットコインの最も重要な特徴は、熱力学的に健全なシステムであるという点です。
つまり、ビットコインはプログラムの発行上限である2100万枚以上は、新たに追加されたり削除されたりすることはありません。
唯一の例外は、コインを失うことです。(ゴックス)
このシステムはデフレーション的です。
そこにエネルギーを足すことか奪うことしかできません。温めるか冷やすかのどちらかしかないのです。
セイラーがビットコインを評価する理由は、ビットコインが史上初の健全な貨幣ネットワークであるからです。
さらにビットコインは、非常に効率の良い貨幣ネットワークでもあります。
ビットコインの電力問題が話題には上がるものの、ゴールドなどの他の貨幣エネルギー源に対して、ビットコインは1000分の1、あるいは10,000分の1のエネルギーしか必要としないといわれています。
これが、ビットコインの優位性を支える理由です。
また、ビットコインの一番のポイントは、エネルギーネットワークの中でも初となる、設計された貨幣エネルギーシステムだということです。
このシステムは、どんな形のエネルギーでもお金に変換することができ、逆にお金をあらゆる形のエネルギーに変換することも可能です。
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ゴールドとの比較で浮かび上がるビットコインの優位性
続いて、ゴールド(金地金)とビットコインを比較してみます。
※当サイトでも比較記事を掲載しています。
ビットコインは分散型で中央管理者が存在せず、そのため『エネルギーシステム』としての優位性を持っています。
セイラーはこれを、経済的なエネルギーと捉えています。
ビットコインは、全世界で同じルールに従い、誰でもどこでも同じように参加できることから、「エネルギーの保存法則」に基づくデジタルゴールドとも言えるでしょう。
これにより、価値の保存と移転が効率的に行えるため、セイラーはビットコインを信頼しています。
ゴールドは長い間、価値保存手段として信頼されてきましたが、ビットコインはそれを凌駕する可能性を秘めています。
「デジタルゴールド」とも称されるビットコインは、物理的な制約がなく、どこにいても取引が可能なのです。
また、全体の数量にも違いがあります。
ゴールドは有名な資産ですが、毎年2%が採掘され、そのため少なくとも年間2%のエネルギー損失があります。
そのため100年間の時の中で、80%以上のエネルギーが失われる計算になります。
ではこのような状況でも、ビットコインよりゴールドを選ぶ人がいるのはなぜだと思いますか?
セイラーは、それは彼らがビットコインのことを知らないからと言いました。
だからこそ、ゴールドは最高のエネルギーシステムとして認識され続け、代替手段は法定通貨のネットワークになってしまうのです。
ゴールドの年間エネルギー損失レベルが2〜4%なのに対して、法定通貨におけるエネルギーの損失は毎年5~25%です。
これはゴールドが優れているというわけではなく、紙幣のネットワークに問題があります。
アルゼンチン、レバノン、ベネズエラ、トルコなどの新興国では、通貨インフレ率が5%をはるかに超えています。
貨幣エネルギーの損失率はそれぞれ異なりますが、ビットコインのような「価値を失いづらい」システムと比較すると、どれも魅力的には見えません。
そのため、セイラーはビットコインは100年以上にわたり、全ての資産の価値をそのまま維持することができると考えています。
ビットコインの信頼性とシンプルさ
みなさんが、投資する際に一番大切にするのは何ですか?
リターンでしょうか、それとも安定性でしょうか?
マイケル・セイラーがビットコインを選んだのは、その「信頼性」が理由の一つです。
ビットコインは他の暗号通貨と比べて最も長い歴史を持ち、そのネットワークは非常に安定しています。
さらに、そのシンプルな設計は、強固で予測可能な資産として際立っているのです。
ビットコインの安定性とシンプルさが、彼の投資選択に大きな影響を与えているのです。
イーサリアムに投資しない理由:リスクと課題
では、なぜセイラーはビットコイン以外の暗号通貨、特にイーサリアム(Ethereum)に投資しないのでしょうか?
セイラーがビットコインを特別視する理由は、先ほど述べた「信頼性」と「シンプルさ」にあります。
ビットコインと他の暗号通貨(アルトコイン)の間には、さまざまな違いがあります。
そして、イーサリアムをはじめとして、アルトコインの多くがビットコインよりも性能面では勝っています。
ここでイーサリアムについて考えてみましょう。
セイラーは、イーサリアムの技術的な柔軟性が、かえってリスクを引き起こすと考えています。
イーサリアムはスマートコントラクトや分散型アプリケーションのプラットフォームとして、多様な機能を持っています。
その一方で、その複雑さがシステムの安定性を脅かし、潜在的なセキュリティリスクを生む可能性があるのです。
暗号ネットワークを設計する際、どんな方針で行うかは非常に重要です。
イーサリアムは、より実用的で複雑になるように設計されています。
その結果、ハッカーに狙われる可能性が高く、リスクが増えているのです。
ビットコインの最大の利点は、そのシンプルさにあります。
ビットコインは必要以上に機能を追加することなく、既に完成品として存在しているのです。
セイラーはビットコインの分散型ネットワークを高く評価しており、その安全性に対する信頼を強調しています。
中央集権的なシステムとは異なり、ビットコインは世界中の多くの参加者によって支えられており、セキュリティ面でも非常に堅牢です。
みなさん、投資においてリスクをどう評価しますか?
セイラーは、ビットコインのシンプルさがリスク回避に最適と判断しているのです。
セイラーの投資哲学は、「リスクと信頼性を重視する」というシンプルな原則に基づいているのです。
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分散投資のリスク
セイラーは、資産を分散するリスクについても警告しています。
多くの暗号通貨ネットワークに資産を分散すると、資産を失うリスクが高まる可能性があるのです。
例えば、Amazonの株を所有している場合、なぜ他の小売企業の株を購入して分散しようとするのでしょうか?
Amazonが多くの小売企業を圧倒するなら、分散した株はすべて損失となる可能性があります。
セイラーは、「勝っているものだけ買ったほうがリスクが少ない」と主張しています。
この考え方は、GoogleやAppleにも当てはまります。
Appleは携帯電話業界の全利益の150%を生み出すほどの成功を収めました。
この成功は、Appleが儲かり、他の企業が損をしたことを意味しています。
もしも分散投資のためにAppleの株を売り、他の企業の株を買ったとしたら、勝者を売り、敗者を買ったことになります。
ビットコインは、シンプルで安定した選択肢として、セイラーにとって最も信頼できる投資対象です。
そのため、イーサリアムをはじめとした他の暗号資産はその対象にはなっていません。
世界経済と日本経済の問題
セイラーは、日本もEUやアメリカと同様に資金供給量を拡大させており、これが引き起こす問題の一つが、資産の過剰なインフレだと言及しています。
結果として、資産価値が大きくインフレしてしまい、一般人が資産を購入するのが非常に困難になっています。
みなさんも、働いても働いても、資産を買うのに十分な収入を得るのが難しいと感じたことはありませんか?
あらゆる資産価格が上昇している一方で、賃金は横ばいか、非常にゆっくりとしか上昇しません。
その結果、すべての階級の人々が資産を購入できなくなり、市場は凍結状態に陥ります。
さらに、経済の非効率性を引き起こすゾンビ企業やゾンビ資産と呼ばれる存在が生まれ、資産取引が行われなくなってしまうのです。
これは日本でずっと前から存在していた問題ですが、世界の他の国々でも同様の問題が浮上し始めています。
ビットコインが経済の歪みの解決策になる理由
この経済の歪みをどう解決すれば良いと思いますか?
セイラーの考えでは、ビットコインが良い解決策です。
価格が見出せなくなった資産から貨幣エネルギーが流出すると、やがて人々はそれに気づくようになります。
その時、人々は過大評価されてきた資産を売り、論理的な行動としてビットコインを買うようになるのです。
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ビットコイン購入のタイミングと売るべきではない理由
みなさん、投資家とトレーダーの違いについて考えたことはありますか?
セイラーはトレーダーではないと明言しています。
ビットコインでトレーディングをしているわけでもなく、ギャンブラーでも投機的な投資家でもありません。
セイラーは、ビットコインのネットワークが貨幣エネルギーを吸収してくれるため、タイミングを気にせずいつでも買って良いと考えています。
そして、セイラーはこのように考え、売るべきではないと主張します。
売って代替品を買っても、それは欠陥品です。
売るのは決して得策ではありません。
例えて言うと、今我々は北極点にいるようなものです。
気温は日に日に寒くなり、暖房の効いた小屋があれば、そこに入るのが当然でしょう。
外は凍えるほど寒いのに、小屋から出るなんてあり得ない話です。
セイラーはビットコインが、水道や電気、飛行機、鉄、石油と同じくらい重要な存在だと考えています。
ただ、多くの人がまだその重要性に気づいていません。
彼は純粋に、ビットコインの通貨ネットワークを人々に伝え、このネットワークを構築することに興味があるのです。
マイケル・セイラーのデジタル資産論:ドメイン名とビットコインの共通点
マイケル・セイラーは、ビットコインをドメイン名と同じように考えています。
インターネット初期において、ドメイン名が非常に価値ある資産となりました。
その理由はとてもシンプルです。「限定された供給と需要」、この基本的な経済の法則が働いたからです。
セイラーは、ビットコインも同様の価値を持つと考えています。
ビットコインの供給量は限定されており、その価値は希少性に支えられ、時間とともに増大する可能性が高いです。
ドメイン名とビットコインの共通点、それは「デジタル資産の保有価値」という考え方なんです。
さらに、セイラーはビットコインの所有権が、ブロックチェーンに刻まれて明確であることも重要視しています。
ドメイン名と同じように、ビットコインの所有者はその資産を確実に保有し続けることができるのです。
この点で、セイラーはビットコインを非常に信頼できるデジタル資産と見なしています。
“ビットコインのCEO” と呼ばれる人たち
セイラーはビットコインには何千人ものCEOがいるといいます。
グレイスケール(Grayscale)のCEOやコインベース(Coinbase)のCEO、そしてバイナンス(Binance)、スクエア(Square)、ペイパル(Paypal)なども皆ビットコインの支持者です。
セイラーもその内の1人で、彼の領域内でできることをしてビットコインを支持しています。
毎朝、どこかのCEOがビットコインの話をしていて、午後にはまた別の場所で別のCEOがビットコインについて話しています。
日本にCEOがいるのと同じように、韓国やドイツにもCEOがいて、世界中に“ビットコインのCEO”がいるのです。
セイラーは大勢のCEOがいることは非常に素晴らしいことだと思っています。
この業界のことを考え、支援してくれる情熱的なリーダーたちがどこにでもいて、自分もそのチームの一員であることを嬉しく感じます。
ビットコインとサイバーセキュリティの融合
セイラーは、ビットコインがインターネット上での安全性を解決する鍵を握っていると主張します。
特に、マイクロペイメントをサポートするライトニングネットワークとの統合により、ビットコインはサイバーセキュリティやスパム対策において、信用度や信頼性を高めるエコシステムを提供するとされています。
そして、ビットコインこそが、このサイバー環境における信頼の基盤になると考えています。
つまり、ビットコインは単なる通貨ではなく、「新しいインターネットの土台」になるということです。
まとめ:ビットコインを「安全な資産」とみなす理由
セイラーがビットコインを「安全な資産」とする考えに至ったのは、彼の経済に対する深い理解に基づいています。
伝統的な金融システムが直面しているインフレリスクや資本コストの上昇に対抗する手段として、彼はビットコインを一種の「デジタルゴールド」として見ています。
さらにゴールドと比較して、ビットコインはインターネット時代の新しい形の安全資産と言えるでしょう。
セイラーはリスク回避のためにビットコインを戦略的に活用しています。
彼は、自社の資産をビットコインに投資することで、インフレリスクから保護し、資産の価値を維持することを目指しました。
セイラーは、ビットコインに投資するのはリスキーではないと主張します。
自国の通貨が90%の確率で値下がりすると知っていながら、それでもその通貨を保有し続けるのは果たして賢明と言えるでしょうか。
これまでの実績を考慮すると、ビットコインは非常に有力な選択肢と言えます。
ビットコインがどのように私たちの経済や日常生活に影響を与えるのか、そしてそれがどれほどの可能性を秘めているのか、少しでも興味を持っていただけたなら幸いです。
ぜひ、他の記事でも引き続きビットコインの世界を探求してみてください。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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