【仮想通貨】リップル XRP とは 仕組みと可能性 / 国際送金に革命を

XRP リップルよ、国際送金に革命を起こせ!

 

今回の記事では、国際送金や通貨交換にかかる面倒な手続きを簡素化することで注目されているリップルについて、基本情報をご紹介します。

今後、リップルがますます普及すれば、両替や国際送金に関する悩みが解消されるかもしれません!※この記事ではわかりやすいように XRPをリップルと表記いたします。

<リップル XRPとは>
・暗号資産と法定通貨を繋ぐブリッジ通貨
・決済速度が非常に速いため、銀行間決済への利用も期待
・ブロックチェーンを利用しておらず、そのおかげで取引承認スピードがとても早い
・SBIをはじめとする大手金融機関・企業との提携も強く、日本での人気が非常に高い
・中央集権的な通貨である

 

筆者の自己紹介☺
・2018年から暗号資産(仮想通貨)投資開始。2021年は暗号資産交換業者で勤務。
・本業は会社員、兼業で金融メディア運営。令和の虎 、探偵ナイトスクープ出演。
・国土交通省勤務時代に公文書偽造問題に直面し、BTCに興味を持つ
YOUTUBE”投資の美学 クリプトッシー” “ちゃんねるトッシー”を運営。
→詳細はlit.link自己紹介記事で記載しています!(当記事で投資に関するサービスをPRします)

 

 

リップル(Ripple/XRP)の基本情報

・名称 XRP (XRP)
・公開日時 2013/02/02
・発行上限枚数 1,000億XRP  (ビットコインは、2100万枚)
・通貨シンボル XRP
・取引承認時間 数秒  (ビットコインは10分)
・公式サイト https://ripple.com/jp/

まずは、「リップル」という言葉が指すものについて解説します。

「リップル」という言葉は、通貨の名称ではなく、プラットフォーム名または開発団体であるRipple, Inc.(リップル社)を指します。

リップルは、シリコンバレーに拠点を置くRipple, Inc.が開発・運営している暗号資産です。Ripple, Inc.は、金融機関を対象とする決済に特化したソフトウェアを開発するベンチャー企業です。

そして、リップルプラットフォームでは、法定通貨や暗号資産が自由に交換できる仕組みとなっています。

このプラットフォーム上で、共通の決済プロトコルとしてリップルが存在していることが特徴です。

つまり、リップルプラットフォーム上では、リップルを介して、法定通貨や暗号資産を自由に交換することができるということです。

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【用語解説】

プロトコルと:対象となる事項を確実に実行するために手順を定めた規定、取決めのこと
プラットフォーム:ソフトウェアが動作するための土台(基盤)として機能する部分のこと

 

異なる通貨同士の国境をなくす ブリッジ通貨

 

リップルは、数ある暗号資産の中でも、他の暗号資産と一線を画しています。

それは、リップルが国際間の通貨決済の円滑化を目指して開発されたということです。

そのサービスは安価で確実なものであるため、今後、リップルが重要な役割を果たすことが期待されています。

 

リップルが目指すのは、「価値のインターネット(Internet of Value)」の実現です。

これは、あらゆる場所に瞬時に価値を届けることができる未来を創造することを提唱しています。リップルは、このようなビジョンをもとに、新しい未来を切り拓くことを目指しています。

 

という風に堅苦しい表現を行いましたが…!

我々投資家にとってのリップルは、国際送金での利用よりも、日ごろの仮想通貨取引のブリッジ通貨としての役割があります。

私は取引所間の送金には、送金速度が速く手数料も安いXRPを使っています。

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リップルの性能・技術(詳細な解説)

リップルの最大の特徴は、暗号資産にも関わらず、ブロックチェーンを利用していないことです。

ビットコインをはじめ暗号資産の大半はブロックチェーンに送金データを蓄積することで価値が保証されています。

しかしリップルは「XRP Ledger(エックスアールピーレジャー)」と呼ばれる仕組みによって送金データを管理しています。

この「XRP Ledger(エックスアールピーレジャー)」によって、マイニングと呼ばれる承認作業を一部の承認者(Validator)に絞ることで、取引の承認を早め、スピーディーな送金を実現しているのです。

 

少しややこしいですので、この部分はもう少し詳しく説明します。

一般に暗号資産では、送金時などに取引を承認して台帳に追加しています。
取引を承認することで、暗号資産の移動が行われるのです。

この承認を「どのように、誰が行うか?」ということを決めるルールが、「コンセンサスアルゴリズム」というものです。

*別の意味で、トランザクションともいいます。

トランザクション (transaction)とは「商品を渡して、代金を受け取る」のように「ここからここまでワンセット」という処理単位のことです)

リップルは、PoC(Proof of Consensus)というコンセンサスアルゴリズムを採用していますが、ビットコインはPoW(Proof of Work)を採用しています。

両者の違いは以下のような内容です。

PoC:リップルが管理している代表者の8割が取引を承認すると台帳に追加される
=「あらかじめ選出された代表者だけが取引承認に参加できる」仕組みです。

PoW:取引承認に必要な計算を一番早く解いた不特定多数の参加者が取引を承認し台帳に追加
=ビットコインは「取引承認に不特定多数が参加する」仕組みです。

PoW(ビットコイン)は、不特定多数の参加者が承認作業(マイニング)をできるのに対して、

PoC(リップルでは、)一部のValidator(承認者)しかできません。この点はリップルの制度が中央集権的だと言われる所以です。

リップルが採用しているPoCでは、ビットコインのような競争を必要とせず、承認者しか承認作業ができませんので、取引が簡略化されて取引承認スピードを高速化できるのです。

この仕組みが、後程記述する、リップルの送金スピードの速さなどにつながってきます。

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中央管理者が存在するという特徴

リップルの特徴として、中央管理者が存在するという点があります。

ビットコインとリップルの管理体制の違い
ビットコイン:権限が不特定多数に分散する「非中央集権的」な管理体制
リップル:権限や意思決定が中央管理者に集中する「中央集権的」な管理体制

PoCとPoWの比較ともつながりますが、ビットコインには中央管理者が存在しません。

あらゆる決定や変更を「ビットコインに関わる不特定多数の参加者」が行います。

中央管理者がいない欠点としては、開発者(参加者)同士が喧嘩(方向性の違い)することがあるということです。

実際、開発者(参加者)同士の喧嘩で、ビットコイン系通貨は何度もハードフォーク(分裂)しています。

2017年11月には、ビットコインから、ビットコインキャッシュが分裂し、
2018年11月には、ビットコインキャッシュから「ビットコインキャッシュSV」と「ビットコインキャッシュABC」に分裂しました。

【漫談】ビットコインは分岐する! ハードフォークを生き残れ!!

 

しかし、こういった分裂は、投資家や取引所を混乱させてしまい、価格が大幅に下落する傾向にあります。

その点、リップルは、分裂の危険がありません。

なぜなら、リップルでは中央管理者として「Ripple Inc」(リップル社)が存在しているからです。

取引や仕様変更などあらゆる意思決定が、「Ripple Inc」主導のもとで行われます。

つまり、管理体制において、ビットコインとリップルは根本が大きく異なるのです。

 

 

発行枚数が決まっているリップルはインフレに強いのか。

 

2017年時点で、そのうちの550億XRPをリップル社が保有していて、2018年から毎月10億XRPずつ市場に放出すると発表しています。

これはリップルの流通量が急激に増えてインフレを起こしてしまうことを防ぐための施策です。

つまりリップルは、リップル社のコントロールにより、急激なインフレによる暴落のリスクが低い暗号資産であるといえます。

逆に言えば、リップル社が急激な価格の変化が起きないようにコントロールしているということなので、短期的な高騰が起きる可能性も低いといえます。

一般的に、中央集権型の通貨は運営者の能力や方針次第で通貨としての価値や利便性が左右されてしまうというデメリットがあります。

しかし、リップル社の創業者であるクリス・ラーセン氏はpaypalなどの複数の事業を成功させている敏腕経営者であり、その他にもシリコンバレーの優秀なメンバーが集っています。

そんなリップル社によって、現時点ではリップルは順調に進んでいるといえます。

実際に、世界各地の銀行で、XRPを利用した送金が導入されてきています。

 

より効率的な国際送金の実現へ

送金が非常に速いことがリップルの大きな特徴です。

従来の銀行を通じた国際送金では、送金に数日かかることや、送金手数料が高いことが問題視されてきました。

国際送金には送り手と受け手をつなぐ中継銀行が必要となり、ここで発生する手数料がネックとなっていたのです。

しかし、PoCにより高い承認速度であるリップルのネットワークを活用して送金すれば、従来の「中継役」は必要ありません。

高速で送金ができる理由は、「IOU」=借用証書という仕組みのおかげなのですが、ここでは割愛します。

 

その発行主体のリップル社の顧客には、大手銀行や知名度の高い決済サービス各社が名を連ねています。

リップル社が目指すのは、日々何十億ドルもの送金を行っているこれら各社の国境を越えた決済を、より効率的にすることです。

前述したように、リップルは国際送金において、あらゆる通貨の仲立ちをするブリッジ通貨として活躍するのです。

今後もリップルの動きに注目していきましょう!

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[激しい値動きのリップル、そんな値動きに翻弄されることを描いたエッセイはこちら]

仮想通貨 リップル XRP とバイオ株には手を出すな /こち織田

 

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【仮想通貨】確定申告が必要かどうかを解説! おすすめはGtax

 

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