誰も注目していない平凡なもの。
いや、平凡かどうかさえ人の意識化に入らないもの。
真の価値がまだ人々に理解されていないもの、もしくは、磨けば光るダイヤモンド。
「他の人に見えていないものを見つけられるかどうか」という観点は投資の本質とも言えます。
私たち投資家が探し求めるものは、そういったまだ大衆から注目されていないものです。
多くの投資家が気づいていない価値を発見し、それを正しく評価する。大衆が後から評価するものを先回りして購入しておく。
この記事では、暗号資産(仮想通貨)の新規上場を利用した「先回り投資」について紹介します。
具体的なアクションプランはこちらです。
1、日本国内でJVCEA(金融庁)から認可を受けていない暗号資産で次に認可を受けて国内上場されそうな暗号資産を探す
2、その暗号資産を、海外の仮想通貨取引所(バイナンス等)で先に購入しておく
3、国内の大手取引所(コインチェック、ビットフライヤー、GMOコイン)での上場が決まり、価格が大幅に上がったタイミングで利益確定の売却を行なう
この記事ではその具体的な方法を解説します!
【この記事が特に刺さる方】
・暗号資産投資歴が半年以上で少し高度な取引がしたい
・海外暗号資産取引所の口座をすでに保有している
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次に上場する通貨は?新規上場の仮想通貨を先に仕込もう!
正直者がバカをいう暗号資産業界ではありますが、この制度の違いを利用して利益を得る方法が冒頭で紹介したものです。
暗号資産の値上がりパターンはいくつかありますが、その中でも有名なものとして、日本の大手取引所への上場発表というものがあります。
GDP3位かつ暗号資産の売買金額の規模が大きい規模の日本の暗号資産市場は注目度が高いのです。
この作戦で重要なことは、
次にどの暗号資産が日本の暗号資産市場で上場されるか?ということです。
次に上場される暗号資産を先に買っておけば利益を出すことができる可能性が高いからです。
国内取引所の現状を把握しよう トップ20の大半は取り扱いなし!!
暗号資産時価総額ランキング3~19位の中でもUSDT、BNB、USDC、LUNA、AVAX、DOGE、SHIB、MATIC、WBTC、CROと約半数の暗号資産は日本では売買することができないのです。 ※2022年3月13日時点のランキング
これはとんでもない事態だと思いませんか!?
寿司屋で例えるなら、タイ、ハマチ、イカ、タコ、サバ、ましてや茶わん蒸しまで提供してもらえないみたいなものです。
USDT、BNB、USDC、LUNA、AVAX、DOGE、SHIB、MATIC、WBTC、CRO
など、ランキング上位であっても日本の取引所では購入できない暗号資産がほしい方はバイナンスなどの海外取引所を使いますので、仮想通貨ユーザーの国外流出が起こります。
仮想通貨売買の利益は雑所得という恐怖の税制もあいまって、いわゆる「クリプト」ガチ勢の海外移住が進んでいるようです。
ではなぜ、国内取引所では、時価総額上位の仮想通貨の取り扱いが少ないのでしょうか?
大人(金融庁)の事情で日本での上場は難しい通貨
仮想通貨を上場する基準は公式には発表されておりません。
流通量、流動性、プロジェクトの信頼性など様々な要因が絡んでいると思われますが、上場させるかさせないかには、色々と大人の事情があるでしょう。
大人の事情を抜きにするならば、時価総額の高い仮想通貨を順番に上場承認すればいいわけですが、日本ではそうなっておりません。
どの仮想通貨が上場するかを考えるにあたって、まずは「時価総額のランキングでは上位に位置しているが、事情により国内での取り扱いが難しそうな通貨」を紹介いたします。
※取り扱いが難しい理由は私の予想に過ぎません
BNB バイナンスコイン:海外取引所のBINANCE バイナンスで取り扱っている仮想通貨です。しかしバイナンスは日本の金融庁からは認可されておりません。それどころか、「日本の金融庁とJVCEAの認可を受けてから日本人向けに営業してね~」と金融庁から注意文書を出されております。
※下記の記事で記載したように、日本で仮想通貨取引所を運営するためには年間数百万円の上納金が必要となり、新規通貨の上場審査も半年、1年以上かかります。そのため、バイナンスやバイビットといった取引所は金融庁への登録をしないという選択をとっております。
未登録取引所バイナンスのガバナンストークンであるBNBを金融庁が新規通貨として許可することはほぼほぼありえないでしょう…
FTT も同じく未登録の取引所の仮想通貨のため、乗除は難しいでしょう。
DOGE:有名な犬コインです。2021年は約5000倍といった上昇を遂げた暴れ犬です。イーロンマスク氏のSNSでの発信が相場操縦に該当する恐れがある通貨です。
相場操縦の懸念があるため、日本での上場は期待薄です。
同じくミームコインと言われるSHIB 柴犬トークンも、日本での上場は難しいでしょう。
UNI:ユニスワップ。分散型取引所、ユニスワップで使われるトークンです。DEX(デックス)はDecentralized Exchangeの略称で、日本語に訳すと分散型取引所となります。ユーザー同士が直接仮想通貨を取引できるDEXですが、中央集権型取引所(CEX)に対して厳重に金融庁等規制当局が、日本において分散型取引所のトークンを上場許可する可能性は低いでしょう。
CAKEやSUSHIといったDEXトークンも DEXを認可する可能性は低いでしょう。
USDT テザー :テザー社の発行する、米ドルの価値に1:1で裏付けられたステーブルコインです。米ドルと価格がペッグされているステーブルコインのうち、最も時価総額が高いテザー。
しかし、過去にビットコインが大暴落を引き起こした際、テザーが関わっている可能性があるという通称「テザー疑惑」がありました。「テザー疑惑」はテザーの価値の裏づけとなる米ドルをTether Limited社が保有していないかもしれないと取り沙汰された問題です。このように物議をかもした通貨を日本国内で上場させることは難しいかもしれません。
#XMR #DASH #ZEC といったこれらの匿名型仮想通貨は、マネーロンダリングの温床となる可能性が高いため、金融庁が最も警戒している銘柄です。そのため、再度上場されることはほぼないでしょう。
では上場される通貨は何だ!? LUNA AVX MATIC
では、次の上場銘柄(ホワイトリスト入り)はなんだ!?と私が予想した結果、以下の銘柄が該当しました。
USDC:ステーブルコインの中では運営元の信頼元が高いです。DAIが2022年2月に国内上場を果たしたため、USDCの上場も期待できます。
※ですがUSDCはステーブルコインのため、値上がりは期待できません。
LUNA、AVAX:レイヤー1トークンで開発力に定評があります。
MATIC(Polygon):ブロックチェーンでのトランザクションの速度を向上させ、コストを削減することを目指すイーサリアムのセカンドレイヤーネットワークです。OMG、TRXなどと同じくERC20トークンです。
ERC20トークン「イーサリアムのブロックチェーンを利用して発行・運用されるトークン」基本仕様やメリット・デメリットはイーサリアムと共通。日本で取り扱いがされている代表的なERC20トークンはOMG、BAT、TRX
CRO:開発組織はスイスに本拠地を持つCrypto.comという企業です。なおCrypto.comという名前は、仮想通貨取引所の名前でもあります。この取引所Crypto.comは、仮想通貨の売買に加え、クレジットカード、NFTマーケットプレイスなどのサービスも展開しています。それらのサービスで利用できるのが、独自仮想通貨のCROです。
また、他にも CHZ THETA VET FIL などの上場を予測しています。
上記の銘柄の選定基準は、コインマーケットキャップの時価総額トップ30位以内など、上場は難しいコインを除いたものです。
上場するコインを先に買っておけば利益を出すことができるのか
ここまでで、日本国内において上場の可能性がある仮想通貨を紹介しました。
では、これらのトークンをバイナンスなどの海外取引所で先に購入しておけば、間違いなく利益を出すことができるのでしょうか?
残念ながら、確証は持てません。
日本で上場=100%値上がり、と一概には判断できないという部分が正直なところです。
暗号資産投資における長期的な必勝法は、ビットコイン、イーサリアム、ステーブルコイン(DAI、USDC、USDT)をレンディングサービスに預けてほったらかしにしながら利息を複利運用することではないでしょうか!?詳細は下記の記事、もしくは動画でご確認ください。
新規暗号資産の国内上場後の過去値動き
しかし、過去に国内取引所で新規通貨が上場された際の値動きを分析することは可能です。
取引高の多い取引所で上場された方が価格に与えるインパクトは大きいと思われます。
ここからは2020.2021年に上場した主な仮想通貨の上場後の半年~1年間の値動きを紹介いたします。
IOST アイオーエスティー(Coincheck)
2020.09.01上場発表
2020.09.08 取扱開始
IOSTは上場開始時に高値をつけて、そこから利確開始で暴落しました。
0.6円前後で冴えない動きが続きましたが、2021年の5月には過去最高値に迫る8.5円を記録しました。
ENJ エンジンコイン(Coincheck)
2021.01.19 上場発表
2021.01.26 取扱開始
2021年1月半ばまでは10~30円代でしたが、コインチェックに上場後は大幅上昇。
2021年4月には最高値の約360円を記録しています。
TRX トロン(BITPOINT)
QTUM クアンタム(bitbank)
2021.01.20上場発表
2021.01.27取扱開始
1月半ばまでは300円前後で取引が行われていましたが、上場後に約2.5倍になりました。
BTCの弱気市場でも強気な値動きを続けて、一時期3800円を記録するなど、約10倍以上になっています。
DOT ポルカドット
【概要と価格水準】
GMOコインは、ポルカドット (DOT)の特徴について、以下のように解説しています。
ポルカドットは、イーサリアムの共同創設者でイーサリアム財団(Ethereum Foundation)の元CTOであるGavin Wood氏らが率いるWeb3 Foundationによって考案されたプロジェクトおよびエコシステムの名称。
ポルカドットのエコシステムで流通するネイティブトークンを「DOT」と言います。
イーサリアムキラーと呼ばれている仮想通貨で、海外ではかなり人気があります。
PoSを採用しておりますので環境にも優しく、ステーキングで数量を増やすことも可能です!
*
以上、国内取引所に上場された主な仮想通貨を紹介いたしました。
上場タイミングの差こそあれ、国内に上場された仮想通貨の大半は、価格が大きく上場しています。
そのため取引所に上場されることによって需要が高まることが原因だと考えられます。
<注意点>取引所に上場が発表されてから取り扱いまでに時間がある場合は取引所が先にコインを仕込んでおいて、高値圏で利益確定の売りを出してくる可能性もありますね。
いかがでしたでしょうか。
現在日本で取り扱いがなされている通貨を買うのも選択肢ですが、今から上場されそうな通貨を仕込んでおくのも良い投資法といえますね。
なお、私が毎日ログインして売買を行っているのは、金融庁から認可を得ていない海外取引所のバイナンスです。
【BINANCE(バイナンス)】
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◎取扱銘柄数が日本の取引所より多く、BUSDを経由することで取引手数料は最安に
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△金融庁未認可のため規制リスクあり
バイナンスは金融庁に登録を行わないまま日本で営業しているため、金融庁から警告が行われております。もちろん、利用の際には注意が必要ですし、自己責任でお願いいたします。
しかし多少のリスクを背負ってでも、バイナンスで取引を行うことは利益に繋がる行為だと私は思っております。
それは2018年から仮想通貨投資を行ってきた結果、気づいた真理です。
金融庁の認可を受けている国内取引所のうち私が主力としているのは以下です。
【GMOコイン】
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最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!
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Ⅴ 最後に
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時短投資術:分析との決別!投資に費やす時間を減らすためのルールを確立
投資閃略(クリプト):リスクの高い暗号資産投資で利益を上げるための厳選情報
法定通貨:FIATの歴史や役割を学び、お金と幸せの関係を探る
投資の心絵:投資をする際の心構えやメンタル管理術
なお当サイト以外にも運営しているブログやYOUTUBEなどがあります。
ご興味がありましたらぜひご覧ください!【YOUTUBE・投資の美学クリプトルパン】関西弁で楽しくわかりやすく発信!
【徒然道草】おもしろくなき世をおもしろく~心行くまで人生を堪能する
【俺たちバグジー親衛隊】エルチー32丁!電車でオッサンにタコ殴られ!高校生の青春劇
【道楽舎】道草を楽しめ-人生を謳歌し自分にしか出せない価値を生み出す
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【運営主の自己紹介】
・人を笑わせたい陽気な道楽家。探偵ナイトスクープにも出演。1993年生まれ
・本業は会社員、兼業で金融メディアを運営。何度倒れても立ち上がるポジティブ男
・国土交通省勤務時代に公文書偽造問題に直面し、BCに興味を持つ
・YOUTUBE”投資の美学 クリプトルパン”も運営し関西弁でしゃべり倒す
・暗号資産交換業者で勤務し専門性が少し高い。ほったらかし投資を実践当サイトは利益を狙う情報に加えて、投資の面白さや楽しさを追求しております。
下記に記載した私の生い立ちからそのような運営方針となりました!【ブログランキングにも参加中】当サイトを応援していただける方は、クリックのほどお願いいたします!みなさまのエールが記事作成の励みになります!
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おはようございます、卯月ナナヤです
【JVCEA】新規上場暗号資産を予想して、先回り投資で利益をあげる!の情報ありがとうございます!
日本の国内取引所は取り扱える仮想通貨の種類がほんとに少ないですよね^^;
とくにメタバース系の銘柄の仮想通貨はほぼほぼない状況。
これからメタバースの時代が来る!と国内でも意識し始めているのにもかかわらず銘柄が増えていかないのはどうなのかなと思います。
ただ国内の取引所は手数料がかなり高く取られるのでどうしても海外の取引所でトレードする形になってしまいますね。
安全資産という形となると確かにボラティリティが大きくギャンブル要素が強くなってしまうため危険性が伴いますがどこまでを規制していくのかの見極めとスピードが今後は必要になってくるのかと思います。
ナナヤさん
いつもコメントありがとうございます!
近年の今回の動きを見ている限り、暗号資産の規制はなかなか緩くはならないのかなと思います。
4/1よりトラベルルールが適用されて送金には規制がかかっておりますし、国内から海外での出勤も今後難しくなっている可能性もありますね。
おっしゃいていただいている通り、メタバースは非常に注目されております。
メタバース市場には今度、何100兆円というお金が入ってくるというレポートもありますのでせっかくのこの成長産業を見逃すのは本当にもったいないと思っております。
ただし金融庁などにはなかなか期待できないので私たちはリスクの範囲内である程度、海外取引所を使う必要があるかもしれませんね!