ビットコイン関連株 コンヴァノ|取締役が語る2.1万BTC保有戦略と覚悟

ビットコインを2.1万枚保有──。
2027年3月末までに──。

その目標を発表した上場企業「株式会社コンヴァノ」。
2025年9月時点(1BTC 1,650万円)額に換算するとおよそ3,500億円という巨大な規模です。

これは単なる話題づくりなのか、それとも本気で取り組む長期戦略なのか。
今回、コンヴァノ取締役の東氏にインタビューを行い、その真意に迫りました。

本記事では以下のポイントを中心に解説します。
・コンヴァノという企業の概要
・BTC2.1万枚保有計画の背景と目的
・その実現可能性と財務戦略の方向性

■当サイト「投資の美学」について
金融リテラシーを深めるための気づきや学びを提供します。(YOUTUBEも運営)
🧑‍💼編集長の経験:暗号資産交換業者勤務歴あり。2018年からビットコイン投資を実践

本記事は投資助言や特定銘柄の推奨を目的としたものではありません。
あくまでYouTube動画の経営陣インタビューをまとめたものです。

投資にはリスクが伴うため、最終判断はご自身の責任でお願いいたします。
※当記事は(株)コンヴァノ から依頼を受けて制作しています。(PR)
 金融庁認可事業者:米国株に強いウィブル証券、取引所(GMOコイン)等

⌚読了には約3分の時間を要します。

画像は全て(株)コンヴァノの公式HPとXから利用しております。

 

コンヴァノとは?社名に込められた想いと事業の進化

まずはコンヴァノという企業について紹介します。

コンヴァノ(CONVANO)という社名は、
Creation Of New Value And New Opportunities の頭文字を組み合わせたものです。
「新しい価値を創造し、新しい機会を広げていく」という想いが込められています。

 

もともとはネイルサロン事業が祖業です。
現在もネイル関連事業は継続していますが、それにとどまらず、
美容領域全体を統合する「美容コングロマリット企業」を目指して事業を拡大中です。

2024年からは、ヘルスケア分野や金融・投資事業にも進出。
複数の領域をまたいだ総合的な事業展開を進めています。

この背景には、単一事業に依存しない、安定した成長基盤をつくるという経営戦略があります。

 

なぜBTCを保有?きっかけは「円安リスク」への危機感

そんなコンヴァノが、なぜビットコインを保有する方針を打ち出したのでしょうか。

インタビューによると、最大のきっかけは「円安リスク」でした。

コンヴァノの主要事業は国内市場を中心に展開しており、
ネイルサロンやヘルスケア事業はいずれも円建てでの売上がほとんどです。

しかし、人件費や仕入れ価格は為替変動の影響を強く受けます。
特に円安局面では、コストの増加が利益を圧迫するという課題が顕在化しました。

会社の資産を円だけで持つことはリスクが高いと感じた末の経営判断となりました。

なお、過去資料によれば、2024年の価格改定の際も、円安の影響を大きく受けたようです。

 

ドルや金ではなく、BTCを選んだ理由

通貨分散といえば、一般的にはドルや金が思い浮かびます。
しかし、コンヴァノはあえてBTC(ビットコイン)を選択しました。

その理由について東氏はこう語ります。
「ドルは無制限に発行可能で、将来的に価値が目減りするリスクがある
BTCは発行上限が2,100万枚と決まっており、希少性が担保されている
長期的な価値保存資産としての地位が世界的に高まりつつある」

また、金と比較した場合も、東氏は次のように指摘しました。

「BTCはその伸び率と成長可能性において、金を上回る可能性があると考えています」

つまり、単なる投機ではなく、将来にわたる価値保存資産としてBTCを選択したということです。

 

ビットコイン保有戦略室を設立した背景とその役割

2025年7月から、ビットコイン保有戦略室がコンヴァノに設立されました。

その理由は、コンヴァノがビットコイン保有に本格的に取り組むためには、既存の組織体制では限界があったからです。

特に祖業であるネイルサロン部門で、ビットコインの購買判断や財務戦略を行うことが難しかったといいます。

そこで新たに設立されたのが「ビットコイン保有戦略室」です。

単に購入して終わりではなく、“保有した後どう管理し、どう活かすか”を考える専門組織が必要だったのです。

この戦略室は、ネイル部門とは完全に独立した形で運営されています。
つまり、日常業務と投資判断を切り分けることで、より精緻な意思決定が可能になるというわけです。

 

黒字経営が生む「攻め」と「守り」の両立

コンヴァノは安定した黒字経営を続けており、この点がBTC保有戦略を進める上での強みになっています。

「事業で稼ぐ力があるからこそ、その利益をどう守るかを別組織でじっくり考えられます。
これは黒字の基盤があって可能になる取り組みです」
──東氏

黒字経営は、単なる利益確保だけでなく、財務戦略に余裕を生み出します。
これにより、コンヴァノは事業成長と、守りの資産防衛を同時に進めることができるのです。

 

守りの側面:円安やインフレなど、外部リスクから資産を保護

こうした二面性を持った戦略が、BTC保有室の大きな役割だといえるでしょう。

目標は「BTC2.1万枚」その理由と背景

では、なぜ目標が「21,000BTC」なのか。
この数字には理由がありました。

BTCはその設計上、発行上限が2,100万枚と決められています。
コンヴァノはこの希少性に注目し、中期的にビットコインの価値が上昇していくと考えています。

「価値が上がった未来において、世界中の企業の中で保有数が上位1,000位以内に入ることを目指しました」
──東氏

つまり、21,000BTCという数は、世界的に見ても影響力を持つ水準だといえます。
保有量を増やすことで、単に資産を持つだけではなく、グローバルなプレゼンス(存在感)を確立する狙いもあるようです。

 

「二刀流経営」で挑む:事業で稼ぎ、BTCで守る

コンヴァノは、2027年3月末までに2.1万BTCを達成するための具体的戦略として、いわゆる「二刀流経営」を掲げています。

「事業で稼ぎ、BTCで守る。この好循環が回り始めています」
──コンヴァノ取締役 東氏

各事業がキャッシュフローで自立しているため、増資資金の多くをBTC保有に回せるようになっています。
今は全体がひとつのチームとなりBTC戦略を押し上げている状況で鵜s。

つまり、事業が回ることでBTCを守り、BTCがあることでさらに投資余地が広がる――。
この経営モデルが、コンヴァノの強みとなっています。

 

2.1万BTC達成に必要な資金と計画

目標の21,000BTCは、仮に1BTCあたり1,650万円で換算すると、約3,500億円規模の資金が必要です。

東氏によれば、資金調達は以下の方針で進める予定とのことです。

1.事業成長と株価上昇
まず事業を成長させ、1株あたりの利益を増加させる
各事業部門が安定的にキャッシュフローを生み出す

「ブルームバーグでも報じられていますが、我々は株価を10倍にすることを目指し、そこから増資を行っていくのが基本計画です」
──東氏

2.増資を段階的に実施
株価が上昇した後、希釈化を最小限に抑えつつ増資を行う
ただし、1株あたりの純利益や純資産が減らない水準で行うこと

3.BTC保有への回転
増資資金の一部をBTC取得に回すことで、計画達成を目指す

この事業戦略をベースに、増益とBTC保有を両立させる想定です。

ここで着目したいことは、事業を軸にしたBTC戦略の強みです。

 

ストラテジーやメタプラネットのように、BTCイールド(1株あたりのBTC量)だけに注力するのではなく、コンヴァノは事業を主軸に据えた戦略を採っています。

―1株あたりの利益

つまり、事業と株式市場を連動させながら、段階的にBTCを積み増していく戦略です。
これは、単なる購入一辺倒ではなく、事業成長を土台にした持続可能なBTC保有戦略といえます。

 

コンヴァノの「三軸モデル」とは?BTCを稼ぎながら守る戦略

コンヴァノは、単にBTCを保有するだけではなく、保有しながら収益を生み出す仕組みとして「三軸モデル」を導入しています。

三軸モデルの内容

1.市場からの取得
既存の仮想通貨市場でBTCを購入し、保有量を増やす

2.BTCオプション取引でのインカム事業
オプション料収入を得ることで、再投資資金を確保
いわば「BTCがBTCを生む」循環型の仕組みです

3.自社データセンター×再エネによるマイニング
自社での採掘によってBTCを内部生成

「マイニングは現状コストが高くなるものの、発行上限が決まっているBTCの将来的な価格上昇を見据え、手段を全く持たないのは危険だと考えています」
──コンヴァノ取締役 東氏

この三軸モデルにより、コンヴァノはBTC保有を守りつつ、収益を拡大する戦略を目指します。

 

フェーズごとの保有目標:計画的に積み上げる

コンヴァノは、最終目標である21,000BTCの達成に向け、フェーズごとの明確な保有目標を設定しています。

2025年12月末:2,000BTC
2026年8月末:10,000BTC
2027年3月末:21,000BTC

単に大量に購入するだけでなく、事業の成長と連動させてリスクを管理しながら目標達成を目指す点が特徴です。

 

事業への本気度を示す「ロックアップ契約」

コンヴァノは、事業に対する真剣な姿勢を示すため、2025年7月にロックアップ契約を締結しました。

IR参照:ロックアップ契約締結に関して  2025年7月17日

世間一般には、ビットコインや暗号資産を積極的に保有する企業は「怪しい」「株価を上げて売り抜けるのでは」といった疑念を持たれやすいのが現実です。

また、同時期に業績の上方修正も行われていたため、外部からは「株価を釣り上げるためのBTC購入では?」という疑念が生じる可能性もありました。

こうした誤解を避けるため、コンヴァノの経営陣は、中長期的なBTC保有への覚悟を明確に示す手段として、ロックアップ契約を経営陣の個人判断で自主的に結んだといいます。

「世間ではビットコインを集める会社は怪しいという印象があります。
そうした疑念を最初から断ち切るために、経営陣自ら契約を結びました」
──コンヴァノ取締役 東氏

コンヴァノは透明性の高いIR活動と戦略的BTC保有を両立させることで、投資家や市場の理解を得ようとしています。

 

視聴者や株主からの疑問に対する回答

コンヴァノのBTC戦略や事業拡大に関して、視聴者や株主が抱きそうな疑問についても、東取締役は率直に回答しています。

1. 事業拡大のスピードについて

視聴者の中には、「新規事業を立ち上げすぎでは」との意見もあります。
東氏によれば、24年度もヘルスケア事業、コンサル事業、投資事業を立ち上げましたが、直近の決算では収益化が進んでいるとのことです。

「今時点では懸念の声もあるかもしれませんが、来期の結果や今後の開示をご覧いただければと思います」と述べています。

事業拡大は慎重に行われており、結果を通じて信頼を築いていく方針です。

2. ガバナンスとIRの透明性

コンヴァノは、IRの頻度が他社より多くなっています。
その理由について、東氏は以下のように説明しています。

・業績は保守的に開示する:不確定情報で誤解を招かないよう、事実が決定してから開示
・決定次第、都度修正を行う:新しい情報や修正が生じた場合は迅速に対応
・正確性重視:誤解を避けるため、開示件数が多くなる場合もある

この姿勢は、BTC保有や新規事業拡大に関しても、正確で透明性の高い情報を市場や株主に届けるためのものということです。

3. BTC価格の下落時の戦略

BTC保有に関して、「価格が下がったら困らないか」という質問もありました。
東氏は次のように語っています。

・価格下落はむしろ機会:低レート時にBTCを積み増せる
・黒字経営を背景に保有:BTCを売らずとも事業継続が可能
・オプション取引での収益:ボラティリティが高いほどオプションプレミアムが増える
・理想は「低レート×高ボラティリティ」

つまり、価格変動をリスクと捉えるのではなく、戦略的に活用する方針です。

 

経営陣からのメッセージ

最後に東氏から、BTC2.1万枚達成に挑む覚悟と株主・視聴者へのメッセージです。

「祖業はネイルサロンであることから、BTC2.1万枚という目標には懐疑的な声もある
実績を積み上げ、開示を通じて証明していくしかない」

ここまでご拝読ありがとうございます。

関心のある方は、コンヴァノ公式HP東取締役の公式Xをチェックすると、最新情報を得ることができます。

なお、投資はあくまで自己責任です。読者のみなさんのご判断でお願いいたします。

 

記事の続きである後半動画は、こちらになります。

 

 

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

この記事が皆様のお役に立てたなら、ぜひシェアしていただけると嬉しいです!

経済的余裕と生きがいを探す旅へ

投資の美学は、金融リテラシーを深めるためのサイトです。
将来の日本円の価値減少に備え、資産を守る知識をともに学びましょう。

掲載情報は編集部の意見や視点に基づいていますので、参考程度にご覧ください。理念・サイトマップは、トップページに記載しています。なお、記事には投資アドバイスや推奨は含まれておりません。投資にはリスクが伴いますので、自己責任で判断をお願いします。

※記事にはPR・アフィリエイトが含まれます。※案件取り扱い方針はこちらをご確認ください。

 

<PR>経済的余裕へ:おすすめサービスのご紹介

「銀行預金だけでは資産価値を守れません」不換紙幣・法定通貨の価値が揺らぐ時代だからこそ、現物・余剰資金による分散投資が重要です。リスクを抑えた賢い運用を心がけましょう。

【インフレ対策として、暗号資産(ビットコイン)の保有を検討する方へ】

暗号資産は値動きが大きいこともあるため、まずは余剰資金での運用や少額からの保有が基本です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
「ビットコイン投資を始めよう! 元手0円から仮想通貨投資を始める方法」

☛暗号資産の売買ができる取引所は、国内外合わせて数多く存在します。

保有の際は、金融庁HP記載の「暗号資産交換業者登録一覧」に記載された取引所を利用することを推奨します。金融庁認可取引所は法令に基づく分別管理規程が適用されており、万一事業者が破綻した場合でも顧客資産の保全が確保されています。ただし、法令に完全に準拠していない場合もありえます。リスクを抑えるために、複数の取引所を利用し、資産を分散させることも有効な方法です。

【金融庁認可の暗号資産取引所】

GMOコイン 出金手数料無料の万能取引所
✔東証一部上場企業の子会社が運営し安心感も高い
👉無料登録はこちら



BITPOINT 適宜開設キャンペーン実施中
✔ETH,SOL,ADA,TRX等のステーキング利率が高い
👉無料登録はこちら
BITPOINT

bitFlyer 口座開設でBTCがもらえる  招待コード pg33tdes
✔ビットコインをもらうサービスあり。楽天市場や旅行の利用でBTCがもらえる
👉無料登録はこちらをタップ・クリック

コインチェック(Coincheck) :スマホアプリがわかりやすい最大手

 

【金融庁認可の証券会社】

①SBI証券:業界トップクラス。Vポイント連携

②ウィブル証券:米国株に強い →詳細なウィブル証券の解説記事はこちら

  • 少額投資対応:最低5米ドルから、株数は0.00001株から、金額指定・株数指定購入
  • 初心者向け:初心者でも使いやすい、直感的なスマートフォンアプリを提供
  • Moneybullで米ドル運用:未投資の米ドル待機資金を効率的に運用し、利回りを得る
  • 充実した投資ツールを備えた「TradingView」から、米国株&日本株の取引が可能
ウィブル証券

【その他サービス】

お得なポイ活サイト「Cheeese(チーズ)」:お買い物ついでにビットコインがもらえる

Gtax:損益計算ソフト 暗号資産を売買した場合、損益計算もセットで実践

1年分の売買損益を計算し、確定申告の有無を確認する必要があります。 ※参照 金融庁HP
損益計算を自動で行うソフトGtaxを使用し、申告作業を大幅に簡略化することも可能です。

👉損益計算ソフト Gtax ジータックス詳細はこちら(取引件数に応じた価格設定

Gtax

レンディングで放置投資~人生において時間を大切にしたい
投資にかける時間を減らす資産運用の情報発信を行っています。その一環として、レンディングの利用があります。(複数事業者に分散してリスク抑制)

〇メリット :利息がもらえて複利で増える。トレードに時間を使わない
×デメリット:分別管理対象外のため破綻リスクあり。貸出元本の下落リスク

👉BitLendingの口座開設・詳細はこちら (編集長も利用中) 
・暗号資産レンディングプラットフォーム 🌐㈱J-CAM
BitLending

✅投資の美学  編集長の略歴は自己紹介記事にて
・ビジョン:長期投資,現物投資,投資にかける時間を減らす
・発信方針:長期で投資を続ける考え方,自分の判断で投資をする自立心

👉最後に
投資の美学では、投資を楽しんで続けるための豊富な情報を発信します。
記事カテゴリ】
Ⅰ 始め方 :初心者向けに投資の基本や始め方を解説
Ⅱ 暗号資産:ビットコイン,用語解説,歴史,業界動向
・複利運用:レンディング・ステーキング  ・株主優待
Ⅲ 戦略.リスク :投資戦略とリスクを回避する情報(主 暗号資産,次 伝統資産)
Ⅳ 心構え :投資をする上で重要な心構えとマインド
Ⅴ 納税  :暗号資産に関する税制度や納税
 ※当サイトは YOUTUBEチャンネル 投資の美学と連動しております

【ブログランキングにも参加中】応援していただける方は、タップ・クリックのほどお願いいたします!
みなさまのエールが運営の励みになります!

にほんブログ村 投資ブログ 仮想通貨へ
にほんブログ村
仮想通貨ランキング

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUT US

投資の美学 編集部投資の美学編集長 
[職業]カイタク株式会社 代表取締役 兼 投資の美学編集長  [略歴]2016年 国土交通省入省、株式投資開始  2018年 仮想通貨投資開始  2021年 暗号資産交換業者に転職  2023年 令和の虎CHANNEL出演  2024年 投資総利益1000万円を突破  [取得資格抜粋] 宅地建物取引主任者(合格)、日商簿記3級、FP技能士3級