ビットコインが再び脚光を浴びています。
2025年には価格が過去最高値を更新し、ETFへの資金流入や機関投資家の参入が活発化しています。
ビットコインは世界で最も広く知られる暗号資産の一つです。
しかし、処理速度の遅さや手数料の高さなどの課題があり、「世界中で日常的に使われる決済手段」になるには限界があると指摘されてきました。
この課題を解決する可能性を秘めているのが、今回紹介するLayerBTC(レイヤービーティーシー)です。ビットコインのセキュリティを保持しながら、高速トランザクションを実現するレイヤー2プラットフォームです。
この記事では、LayerBTCがなぜ注目されているのか、そして専門用語をわかりやすく解説します。
また、注目のLayerBTCのICO情報(2025年10月10日上場)も終盤でピックアップします。
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ビットコインのスケーラビリティ問題とは
ビットコインが抱える最大の課題は「スケーラビリティ問題」です。 これは簡単に言うと、「ユーザーが増えると取引処理が追いつかなくなる問題」です。
現在、ビットコインは1秒間に約7件しか取引を処理できません。 これはVISAやMasterCardが1秒間に数万件処理できるのと比べると、圧倒的に遅いと言わざるを得ません。
この制限のため、
- ビットコインを送金する際に手数料が高騰
- 送金が数十分以上かかる
- 混雑時には送金が全く通らない
といった問題が発生します。
もし世界中でビットコインが日常決済に使われるようになれば、この問題はさらに深刻化します。
LayerBTCはこの課題を根本から解決する技術を提供し、ビットコインを「本物の決済通貨」へ進化させることを目指しています。
※参考記事:暗号資産のスケーラビリティ問題とは?言葉の意味や問題になる理由・解決策を解説|コインチェック
レイヤー1とレイヤー2の違いとは?
LayerBTCをより深く理解するために、レイヤー1(L1)とレイヤー2(L2)の基本を理解しましょう。
📍レイヤー1(L1):基盤となるブロックチェーン
ビットコインは「レイヤー1(L1)」と呼ばれる基盤となるブロックチェーン上で動いています。
レイヤー1とは、ビットコインやイーサリアムなど、ブロックチェーンそのものを指します。
ここではすべての取引データが記録され、ネットワーク全体の安全性や分散性が維持されています。
しかし、L1には以下のような課題があります。
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取引処理速度が遅い
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手数料(ガス代)が高騰しやすい
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スケーラビリティ(拡張性)に限界がある
ビットコインはセキュリティに優れていますが、処理速度は1秒あたり10件程度と非常に遅いため、大量の取引を捌くには不向きです。
例えるなら、レイヤー1は一般道路です。 車(取引)が増えれば増えるほど、渋滞が起きてスムーズに流れなくなります。
そこで登場するのが「レイヤー2(L2)」です。
📍レイヤー2(L2):高速化と拡張性を実現
レイヤー2とは、レイヤー1の上に構築される追加の技術レイヤーです。
イーサリアムでは「Arbitrum」や「Base」といったL2が広く使われています。 これらは手数料を数分の一にし、1秒間に数千件以上の取引を処理できるレベルにまで進化しました。
レイヤー2はレイヤー1の外側に作られる高速道路のような仕組みで、取引を一時的にまとめて処理し、最後にまとめてレイヤー1に記録します。
これにより、以下を実現します。
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高速処理:取引がスムーズに行える
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低コスト:手数料が大幅に削減
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スケーラビリティ向上:大規模アプリの開発が可能に
LayerBTCは、こうしたL2の仕組みをビットコイン上に構築したプロジェクトです。
ビットコインには本格的に普及しているレイヤー2がまだ存在しない中、まさにこの空白を埋める存在として期待されています。
LayerBTCとは?ビットコイン初のモジュラー型レイヤー2
LayerBTCは、ビットコインを基盤としたモジュラー型のLayer2プロトコルです。
これにより、高速決済やデジタル資産の発行、安全なボールト(資産保管庫)などを実現します。
特筆すべきは、LayerBTCが完全ノンカストディ型である点です。
ノンカストディとは、ユーザー自身が秘密鍵を管理できる仕組みを指します。
つまり、資産を第三者に預けずに自己管理できるため、中央集権的なリスクがありません。
LayerBTCには、以下のようなコア機能があります。
1. アセットモジュール
Taproot技術を活用し、ビットコイン上で以下の資産を発行・管理できます。
ステーブルコイン、ロイヤリティポイント、デジタル証明書 など
これにより、従来のビットコインにはなかったトークンエコノミーが実現可能になります。
2. Lightning++モジュール
ビットコインの既存技術「Lightning Network」を拡張し、即時決済を可能にします。
即時BTC送金、チャージバックのない支払い、Webやモバイル向けのUIコンポーネント提供
これにより、通常のWeb決済と同じように、スムーズな支払い体験を提供します。
3. ボールト&カストディツールキット
個人から企業まで利用できる安全な資産保管機能を提供します。
マルチシグによる強固なセキュリティ、タイムロック機能で不正利用を防止、共有カストディにより複数人での管理が可能
LayerBTCのユースケース
LayerBTCは単なる技術ではなく、さまざまな産業分野で活用が期待されます。
ここでは代表的な4つのユースケースを紹介します。
1. 銀行・フィンテック分野
ステーブルコインやデジタル資産を発行、国際送金の自動化、セキュアな自己管理型ウォレットとの統合
これにより、銀行や金融機関はコストを削減しつつ、より効率的な金融サービスを提供できます。
2. Eコマースとクリエイター
BTCやステーブルコインを即時受け取り可能、チャージバックなしの決済を実現、寄付やサブスクリプション機能も簡単に導入可能
これまでクレジットカード決済で発生していたトラブルを解消し、グローバルな取引がスムーズになります。
3. コミュニティとDAO
会員権や助成金をトークン化、共同資金プールをボールトで管理、資金分配を透明化し、コミュニティ運営を効率化
コミュニティやDAOでの資金管理や分配を効率化することができます。
4. 産業・エンタープライズ
機械間の自動決済を処理、サプライチェーン管理に活用、契約の自動化やイベントトリガー機能を実装
$LBTCトークンの概要と配分
LayerBTCのネイティブトークンである$LBTCは、LayerBTCエコシステム全体を支える重要な役割を持っています。
具体的な用途は以下の通りです。
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ネットワーク手数料(ガス代)
トランザクションを処理する際の手数料として使用されます。 -
ガバナンス投票
プロジェクトの方針や重要事項を決定する際に、トークン保有者による投票に利用されます。 -
エコシステム内でのユーティリティ
各種サービスやアプリケーションでの利用や報酬支払いに活用されます。
トークン配分は以下のようになっています。
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30% — パブリックセール
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25% — エコシステム成長(助成金・統合・インセンティブ)
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15% — チーム & アドバイザー
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15% — コミュニティインセンティブ
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10% — 流動性プール
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5% — KOL & 戦略的パートナー
ICO(プレセール)参加方法と注意点
LayerBTCは、ICO(Initial Coin Offering)と呼ばれる資金調達を実施します。
これは暗号資産業界で一般的な方法で、トークンを事前販売してプロジェクトの開発資金を集めます。
株式市場でいうIPO(新規株式公開)と似ていますが、詳細は以下の記事でご覧ください。
ICOの大きな魅力は初期投資で大きなリターンを狙える可能性があることです。 一方で、規制が緩いため、詐欺や失敗プロジェクトも多く存在します。 投資家はリスクを十分に理解した上で参加することが重要です。
📍2025年10月10日に$LBTCは上場予定です。
$LBTCトークンのICOに参加する場合は、公式サイトから直接申し込みが可能です。

対応している通貨は BTC、ETH、USDT、USDC です。
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上場予定日:2025年10月10日
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現在価格:$0.00154
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上場予定価格:$0.06
参加を希望する場合は、必ず公式サイト([公式URL])から手続きを行ってください。
非公式のサイトやリンクからの参加はリスクが高いため、十分に注意してください。
<リスクを理解した上でプレセールへの参加を検討される方は
LayerBTC 公式HPをご覧ください>
投資家が注意すべきリスク
ICOには大きなリターンが期待できる一方で、リスクも存在します。
投資を検討する前に以下のリスクポイントを理解しましょう。
1.規制リスク
国や地域によってはICOが禁止されている場合があります。
2.プロジェクト失敗リスク
資金調達後に開発が進まず、トークン価値がゼロになる可能性も。
3.価格変動リスク
上場直後は価格が急騰・暴落することがあります。
4.詐欺リスク
過去にはホワイトペーパーすら偽装された詐欺案件も存在します。
これらを避けるためには、プロジェクトチームの実績確認、ホワイトペーパーの精読、コミュニティの活発さをチェックなどを徹底しましょう。
コミュニティと公式お問い合わせ先
LayerBTC コミュニティとお問い合わせ先はこちらです。
まとめ:LayerBTCが切り開くビットコインの未来
LayerBTCは、ビットコインのスケーラビリティ問題を解決し、実社会での活用を後押しするレイヤー2プロジェクトです。
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高速で低コストな取引
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デジタル資産の発行・管理
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安全な自己管理型ボールト
これらの機能が揃うことで、ビットコインは「価値保存の手段」から「実用的な決済・アプリ基盤」へと進化する可能性があります。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
また、情報の信頼性も重要です。公式の情報源や信頼できるニュースサイトから情報を得るようにしましょう。特に暗号資産の世界では、詐欺や偽情報が蔓延しているため、情報の真偽を確認することが求められます。
冒頭に記載したように、プレセール(ICO)にはリスクが伴います。自身のリスク許容度を理解し、慎重な判断を行ってください。
今後、ビットコイン関連のレイヤー2プロジェクトが次々と登場する中で、LayerBTCがどのような成果を出すのか注目していきましょう。
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