2024年7月17日時点の暗号資産市場の動向についての記事となります。
当記事は時事内容のため、今後リライト予定はありませんのでご注意ください。
2024年5-6月の下落局面を経て、7月中旬の暗号資産市場は、様々な要因によって反発と価格上昇を見せました。
本記事では、その背後にある要因と今後の展望をコンパクトにまとめました。
一体何があったのか!?ぜひさらっと確認し、今後の投資判断のご参考にしてください。
当サイト「投資の美学~クリプト≒フリプト」について
・運営目的:投資を通じた資産形成によって、多くの人が理想の人生を追求できること
・運営主は会社員と兼業で金融メディア・YOUTUBE運営。2021年暗号資産交換業者勤務
・投資を始めたのは2016年の国土交通省勤務時代。2024年に投資総利益1000万円超え
・トッシー名義で令和の虎にも出演。自己紹介の詳細はlit.link,自己紹介記事,X(Twitter) にて
✅投資コラム⌚読了には約3-5分ほどの時間を要します。
※当サイトはアフェリエイトプログラムに参加しています。サービス・商品をPRいたします。
主要ニュースとその背景
2024年7月の中盤に入り、暗号資産市場が大きく反発し、価格が上昇しています。
まず、価格上昇の概要を見てみましょう。ビットコインをはじめとする暗号資産は、7月に入ってから順調に回復し、再び上昇傾向を見せています。
なぜこのタイミングで価格が上昇したのでしょうか。
その理由の一つは、暗号資産に対する市場心理が大きく改善されたことです。特に、相場の下押し圧力となっていたドイツ政府によるビットコインの大規模売却が終了したことが大きな要因とされています。
また、7月22-23日に予定されているイーサリアム現物ETFの承認・取引開始予想も、市場に対する期待感を高めました。
ETFの承認は市場にとって非常に重要なイベントです。特にイーサリアムのような主要な暗号資産に関するETFの承認は、多くの投資家にとってポジティブなニュースとなります。
さらに、大統領選におけるトランプ氏の優勢が、市場全体にプラスの影響を与えています。トランプ氏が暗号資産に対して肯定的な姿勢を示していることも、投資家の信頼感を後押ししているのです。
特に、副大統領候補にジェームズ・デイビッド・ヴァンス上院議員を指名したことが、市場にとってプラスの要因となっています。
市場心理の改善とトランプ効果が重なり、暗号資産市場は大きく反発しています。
資産運用会社最大手ブラックロックのラリー・フィンクCEOが、暗号資産(仮想通貨)ビットコインは「デジタルゴールド」であり、投資ポートフォリオの中で役割を果たすことを信じていると話したことも市場にプラスの影響を与えています。
マクロ経済:FRBの利下げ観測とETF資金流入
続いてマクロ経済と暗号資産市場の関係について見ていきましょう。
前回の記事で記載した米国FRBが決定する金融政策が関わっています。
2024年7月時点では、FRBが利下げを検討しているとの観測が広がっています。
この動きは、経済全体に大きな影響を与えるだけでなく、暗号資産市場にも直接的な影響を及ぼします。
具体的には、利下げが実施されると、伝統的な投資先である株式や債券から資金が流出し、その一部がリスクの高い新興の暗号資産市場に流入することが期待されます。
※あくまでも推測ですので、投資の判断はご自身でお願いいたします。
また、ビットコイン現物ETFへの資金流入も注目されています。
ビットコイン現物ETFの登場は、暗号資産への投資を容易にし、より多くの投資家が市場に参入することを可能にしました。
コインマーケットキャップのサイトでも、日次でビットコインETFへの資金流入量が表示されています。
この動きは、市場全体の流動性を高め、価格上昇の一因となるでしょう。
また、2024年6月に一時、米国の株価時価総額1位となったエヌビディアからラッセル2000といった小型株に資金流入の動きが見られます。それによって、暗号資産関連のマイニング株が上昇しています。
指標分析と相場反転シグナル:RSIと恐怖強欲指数
次に、暗号資産市場の指標分析と相場反転シグナルについて見ていきましょう。
まずは、RSI(Relative Strength Index)についてです。
RSIは、相場の過熱感を測るための指標であり、一般的には70以上で買われすぎ、30以下で売られすぎと判断されます。
次に、恐怖強欲指数・Crypto Fear and Greed Indexについてです。
恐怖強欲指数は市場参加者の心理状態を数値化したもので、恐怖(Fear)と強欲(Greed)のバランスを示します。指数が低い場合、恐怖が支配的であり、買いの好機とされることが多いです。逆に、指数が高い場合、強欲が支配的であり、売りのサインとされることが多いです。
7月上旬にはRSI、恐怖強欲指数はともに売られすぎの水準になっていました。それらの相場シグナルも反転のきっかけになったのかもしれません。
投資戦略:ビットコインカンファレンスとトランプの影響を見据えて
ここで私の投資戦略を参考までにお伝えします。
〇7月25日~27日のビットコインカンファレンスで、トランプ氏が講演
この熱狂と上げ相場はカンファレンスまで冷めなさそうです。
7月23-25日あたりに少量のみ利益確定の逆指値注文を行う予定です。
その後、7月26日から8月11日までのパリ五輪や欧米の夏季休暇が終わるまでは、閑散とした相場になると考えています。
例年、8月のビットコインは軟調なことが多いため、安値があれば、指値注文で買い増し予定です。
7月23日から25日は売り目線で利確し、そこから8月末から9月にかけて少々買い戻すのが良いでしょう。
大統領選挙に向けて
7月中旬の相場上昇の要因としては、トランプ大当郎候補が米大統領選で優勢になり始めたことが挙げられます。
先日行われた公開討論で精彩を欠くなど高齢化に対する懸念強まるバイデン氏(2024年で80歳を超えています💦)と対照的に、銃撃事件(暗殺未遂)直後で拳を上げて、力強いリーダーシップと連帯感を示したトランプ氏の勝利予想が急上昇しています。
大統領選挙で票を獲得するための一時的なリップサービスの見方もある一方で、トランプ氏が暗号資産(仮想通貨)関連政策に前向きに変わっており、副大統領候補に暗号資産推進派のジェームズ・デイビッド・ヴァンス上院議員を指名したことは、暗号資産業界にとって追い風となっています。
これによって、SECと争っているコインベースなどの暗号資産(仮想通貨)関連企業だけでなく、VanEckなどの大手資産運用会社が申請している「ソラナ現物ETF」などの承認確率も高まることが期待されます。
また、7月24-26日にはビットコインカンファレンスが開催され、ここではトランプ氏が登壇することになっています。
彼の発言や政策方針は市場心理に直結し、価格の変動要因となることが多いです。
例えば、彼の発言が暗号資産に対して前向きなものであれば、市場は一気に上昇する可能性があります。
ただし、ビットコインカンファレンスが事実売りの対象になる可能性もありますのでご注意ください。
メイン投資先とアルトコインの選定
私個人としては、どんなニュースがあったとしても、
基本的には「レバレッジはかけずに現物で淡々と買い増して、BTC・ETH等の主要銘柄をステーキングとレンディングで利回りを得ていく」ことが主軸です。
ただし暗号資産市場は非常に変動が激しいため、慎重な投資戦略が求められます。そのためにも日々のニュースを定期的に確認することは良いかもしれません。
メイン投資先としては、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、そしてMicroStrategy(MSTR)などの信頼性の高い資産を考えるべきです。
BTCとETHはリスクが高い暗号資産市場の中でも時価総額が高く、アルトコインや草コインよりも値動きが安定しています。
私はBTC、ETHを主要資産をメインに据え、アルトコイン(SOL、AVAX、FLRなど)への投資は控えめにしつつも、適度に分散投資でリスクをとることを行っています。あくまでご参考までに。
この記事では2024年7月の暗号資産市場の反発について、背景や今後の展望を詳しく解説しました。
<参考資料一覧>
トランプ氏、米副大統領候補に仮想通貨肯定派のバンス議員を選出 バンス氏は過去にSECを批判
参考資料:COINPOST 2024/07/16 https://coinpost.jp/?p=544995
ブラックロックCEO、ビットコインの「デジタル・ゴールド」としての役割を評価
参考資料:COINPOST 2024/07/16 https://coinpost.jp/?p=545039
ビットコイン・カンファレンス、トランプ前大統領のため24億円を調達予定
参考資料:COINPOST 2024/07/16 https://coinpost.jp/?p=545004
ビットコイン急反発で1000万円の大台回復、米大統領選のトランプ優勢など好感される
参考資料:COINPOST 2024/07/16 https://coinpost.jp/?p=545022
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!
経済的自由を得て、充実した人生を目指す皆さまを応援するために、真摯にサイト運営を行っています。ただし、記事はサイト運営者である私の意見や視点ですので、参考程度にご覧ください。理念やサイトマップは、トップページに記載しております。
なお、記事には投資アドバイスや推奨は含まれておりません。全ての投資や取引にはリスクが伴います。投資のご判断はご自身の調査に基づいて行ってください。特に仮想通貨市場は予測が難しく、値動きが激しいため、投資は自己責任でお願いします。
※記事にはPR・アフィリエイトが含まれています。※当サイトの案件の取り扱い方針
<経済的自由への道草・おすすめサービスのご紹介>
1. 資産防衛と経済的自由の獲得を目指す投資
「銀行預金だけでは資産価値が減る…」不換紙幣である法定通貨の価値が不安定な時代では、投資を学んで自分の資産を守る”経済安全保障”が必要です。大事な資産を守り、経済的に豊かになるために、様々な資産クラスに投資を分散させ、リスクを抑えた資産運用を目指しましょう。
2. 暗号資産(仮想通貨) の保有について
多くの暗号資産が注目されていますが、私が主に保有しているのは以下の3種類です。
- ビットコイン (BTC): 国家の法定通貨としても使用され、米国で現物ETFが承認されています。
- イーサリアム (ETH): NFTの売買など実利用が進んでおり、米国で現物ETFが承認されています。
- ステーブルコイン (USDT, USDC): 米ドルと連動した価値が担保され、価格の安定性があります。
ただし、暗号資産は値動きが大きいため、まずは資産の1%以下の少額からの保有をお勧めします。
3.暗号資産の購入を検討している方へ
☛暗号資産の売買ができる取引所は、国内外合わせて数多く存在します。
購入を検討する際は、金融庁HP記載の「暗号資産交換業者登録一覧」に記載された取引所を利用することを推奨します。これらの取引所は法令に基づく分別管理規程が適用されており、万一事業者が破綻した場合でも顧客資産の保全が確保されています。ただし法令に沿わない可能性もあるため、取引所を複数利用し、資産を分散させることでリスクを抑えることができます。
◎GMOコイン 出金手数料無料の万能取引所
✔日本円出金手数料無料、暗号資産送付手数料無料!
✔現物取引可能な暗号資産数が非常に多く、アプリも見やすい。
✔東証一部上場企業の子会社が運営し安心感も高い。
👉無料登録はこちら
◎BITPOINT 紹介コード:TUKIKAFQMF 適宜開設キャンペーン実施中
✔ETH、SOL、ADA、TRXなどのステーキング利率が高い
✔DEP、OSHIなどゲーム・NFT系銘柄の取り扱いが多い
✔暗号資産出金手数料無料
👉無料登録はこちら
◎bitbank 画面がカッコよくアルトコイントレーダー向け
✔現物取引可能な暗号資産が多く板取引がしやすい。セレス・ミクシイが出資
✔ 60種のテクニカル分析を利用できるリアルタイムチャート
👉無料登録はこちら〇OKCOINJAPAN グローバル取引所が日本に進出
✔無料口座開設でBTC1000円分がもらえる!
✔レイヤー1銘柄に強くステーキングも豊富
✔SUI APT SOL ASTRを取り扱っており、SOLもステーキング可能。
👉無料登録はこちら〇bitFlyer 口座開設でBTC1500円分もらえる 招待コード pg33tdes
✔ビットコインをもらうサービスあり。楽天市場や旅行の利用でBTCがもらえる〇コインチェック(Coincheck)
✔マネックス証券傘下、スマホアプリがわかりやすい◎、BTCのみ保有するなら◎
✅証券会社:SBI証券
ビットコイン関連銘柄の購入は証券会社のNISA枠で。
✔BTC爆買い企業MSTR マイクロストラテジー
✔ETFのカストディアンである取引所・コインベース
✔RIOT MARA CLSK CIFR などBTCマイニング株
✅レンディングで放置投資~人生において時間を大切にしたい!
当サイトは、短期売買ではなく投資にかける時間を短くする長期の資産運用の情報発信を行っています。その一つの候補として、レンディングの利用があります。(複数事業者に分散してリスク抑制)〇メリット :利息がもらえて複利で増える。トレードに時間を使わない
×デメリット:分別管理対象外のため破綻リスクあり。貸出元本の下落リスク。私は保有している暗号資産(BTC・ETH )をレンディング事業者、BitLending、Nexo、HashHubレンディング、FUELHASHなどに預けて、ほったらかしで複利運用を行っています。
👉BitLendingの口座開設・詳細はこちら
BitLending:暗号資産レンディングプラットフォーム 🌐㈱J-CAM
東京拠点、2020年サービス開示。四半期ごとに運用レポート開示
取扱い:暗号資産 BTC ETH XRP+米ドル連動 USDT USDC DAI + 金地金連動 XNK👉Nexoの口座開設・詳細はこちら
Nexo:ビットコインなどの暗号資産を購入、交換、保管するためのプラットフォーム
ロンドン拠点、2019年サービス開始。資産管理保険も充実
BTC ETH SOL BNB XRP など主要通貨 + USDT USDC などステーブルコインを運用可能✅暗号資産を売買した場合、損益計算もセットで実践 Gtax
暗号資産の投資において1年分の売買損益を計算し、20万円以上の利益が出た場合は確定申告をする必要があります。 ※参照 金融庁HP
手作業での計算は非常に時間がかかりますが、確定申告に必要な損益計算を自動で行うソフトGtaxを使用し、作業を大幅に簡略化することも可能です。👉損益計算ソフト Gtax ジータックス の詳細はこちら(取引件数に応じて価格が異なります)
✅サイト運営主である私の自己紹介を簡単にいたします。 詳細は自己紹介記事にて。
・投資歴:2016年から株式、2018年か暗号資産(仮想通貨)投資を開始
・本業の会社員としての経歴:国土交通省→金地金流通協会企業→暗号資産交換業者→建設業(現役)
・暗号資産交換業者勤務歴を活かした着眼点、宅地建物取引主任者試験にも合格。
・投資スタンス:BTC ETH SOLなど時価総額が多い銘柄を長期で複利運用👉最後に
当サイト”投資の美学 クリプト≒フリプト”では、投資を楽しんで続けるための豊富な情報を発信しております。以下より、興味のある記事を探してみてください!【記事カテゴリ】
Ⅰ 始め方 :初心者向けに投資の基本や始め方を解説
Ⅱ 暗号資産:ビットコイン,イーサリアム,アルトコイン,歴史,用語解説
Ⅲ 戦略.リスク :投資戦略とリスクを回避する情報(主 暗号資産,次 伝統資産)
Ⅳ 心構え :投資をする上で重要な心構えとマインド
Ⅴ 納税 :暗号資産に関する税制度や納税
Ⅵ 伝統資産:株式,貴金属,法定通貨
Ⅶ コラム :時事・ニュース,投資,BCG,STEPN,こちら織田証券㈱※当サイトは YOUTUBEチャンネル 投資の美学 クリプトルパン(トッシー)の台本となります。
【ブログランキングにも参加中】応援していただける方は、タップ・クリックのほどお願いいたします!
みなさまのエールが記事作成の励みになります!
【姉妹サイトのご紹介】
✅YOUTUBE 投資の美学 ⚔ クリプトルパン ~仮想通貨を中心に耳より情報発信
✅エッセイ小説 俺たちバグジー親衛隊 高校生たちのドタバタコメディ活劇。全力で生きて人生楽しめ!
✅雑記ブログ 徒然道草 おもしろくなき世をおもしろくする。サブカルから名言まで。
✅小説 エンドビギニング: 2020年発売の電子書籍 支配と幸せの謎
✅コミュニティ:道楽舎 人生を謳歌し自分にしか出せない価値を生み出す
✅道楽創造党:日本の未来を切り開く公約と方針
【お知らせ】
✅GMOグループの“お名前.com”で独自ドメインを取得しXサーバーで運用しています。”お名前.comドメイン”を取得する際には「Whois情報の公開代理を利用する」にチェックを!
✅LINEスタンプを販売してます! ちゃんねるトッシー/光秀謀叛やめたってよ/STEPN/健康第一
✅提携先・一般社団法人マネーアカデミー様の書籍無料プレゼントキャンペーンを紹介しております。
①投資初心者の方向け 「はじめての資産運用 (Bコミ坂本慎太郎さん 著)」
②FIRE 経済的自由を目指す方へ「ウォーレン・バフェットの投資術(柏木悠介さん 著)」
コメントを残す