ビットコインに続く次の現物アルトコインETFはこれだ!仮想通貨5選

Saint Petersburg-Russia-06.06.2021: The 21st St. Petersburg International Economic Forum (SPIEF). The founder of the Ethereum project is Vitalik Buterin.

どの銘柄が上がるのか、注目のアルトコインは?ミームコインのICOがあるだって?

暗号通貨の世界は、まるで未知の宝島を探す冒険のようです。

2009年に始祖・ビットコインが誕生した新興市場には、リスクとリターンが混在しています。

 

2024年には米国のSECによってビットコインやイーサリアムが既に現物ETFとして承認されました。

※2024年時点では日本ではビットコインの現物ETFは承認されていません。

 

では、次にどのアルトコインがその座を狙うのでしょうか?

GSRリサーチの最新レポートによると、技術的な優位性や市場の需要から、いくつかのアルトコインがその候補として浮上しています。

この記事では、ビットコイン、イーサリアムに続いて現物ETFが承認されるであろう通貨の可能性を探ります!

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参考記事 2024/6/28 COINPOST ソラナETFなど「アルトコインETF」の実現可能性評価を公表|GSRリサーチ

 

現物ETFとは?

そもそも現物ETFとはなんでしょうか。

現物ETF(Exchange Traded Fund)は、投資家が株式市場で購入・売却できる投資信託です。

ビットコインETFは、ビットコインの価格に連動するように設計されたETFであり、現物ETFは実際にその資産を保有しています。

投資家が証券会社等を通じて、ビットコインETFを購入すると、証券会社等はその金額と同数の現物のビットコインを購入し、実際にその資産を保有することになります。

そのため、現物ETFはより透明性が高く、直接的な資産の保有を意味します。

 

現物ETFは、投資家にとって複数のメリットを提供します。

まず、実際の資産を保有するため、投資の安全性が高まります。

また、ETFは取引が容易で、手数料も低いため、初心者から経験豊富な投資家まで幅広い層に人気です。

ETFが導入されていない場合、暗号資産を保有するためには暗号資産取引所の口座を開設する可能性があります。

ETFが導入されることによって、取引所の口座を保有していなくとも、証券会社等を通じて、暗号資産を間接的に保有することができます。

 

現物ETFのデメリット

続いて、現物ETFのデメリットも考えてみましょう。

・価格の透明性とプレミアム/ディスカウントリスク
現物ETFは基礎となる資産の価格に直接連動していますが、時にはETFの市場価格がその実質的な資産価値と異なることがあります。

これにより、プレミアム(割高)、またはディスカウント(割安)が発生し、投資家にとって予測困難なリスクが生じる可能性があります。

・流動性リスク
市場において、ETFの売買が円滑に行われない場合があります。特に市場の混乱や不安定な時期には、ETFの流動性が低下し、資産を売却することが難しくなるリスクがあります。

・管理手数料とコスト
現物ETFの運営や管理にはコストがかかります。これには、管理手数料や運用コストが含まれ、これらが、ビットコインを個人で直接保有するよりも投資収益を減少させる可能性があります。

・税務上の取り扱い
ETFの保有や売却に関連する税務処理は、国や投資家の方々の個々の状況によって異なる場合があります。

 

市場に与える影響と投資戦略

現物ETFが承認されると、その仮想通貨の価格に大きな影響を与えることが予想されます。

ビットコインの場合、2024年1月にETF承認が認識されてから価格が2倍前後に上昇しました。

その他のアルトコインでも同様の価格上昇が期待されますが、その影響はそれぞれの通貨の市場規模やユースケースによって異なります。

 

現物ETF化が期待される暗号資産5選

2024年時点では、ビットコインとイーサリアムが米国SECより現物ETFが承認されています。

ビットコインETF承認の影響を徹底解説!淡々と集める戦略とは?

イーサリアム現物ETF承認!価格上昇の理由と投資家の次の一手:ETH

続いて、現物ETFが承認される可能性がある暗号資産をビックアップしました。

 

参考記事 2024/6/28 COINPOST ソラナETFなど「アルトコインETF」の実現可能性評価を公表|GSRリサーチ

ソラナ(SOL)

ソラナ SOL solana は、超高速なトランザクション処理能力で知られています。

その技術的な優位性と強力な開発者コミュニティにより、現物ETF化の可能性が高いと見られています。

ソラナは、技術的優位性と安価な取引コスト、幅広い分散型アプリケーション、活発なユーザーおよび開発コミュニティを持つため、ビットコインとイーサリアムに次ぐ「暗号資産ビッグ3」としての地位を固めています。

関連記事はこちらです。

2024年最新情報!ソラナETF申請とイーサリアムとの比較を解説

 

注目すべきポイント:ソラナ SOLは特に時価総額と信頼性の面で他の暗号資産よりも優れており、現物ETF化の可能性が非常に高いです。

その他の暗号資産は、時価総額や分散性、信頼性の点で課題が残っています。

参考記事:COINPOST 2024/05/23 イーサリアムに続く現物ETFはソラナになる可能性 識者が議論

 

SOLソラナに続いてETFの承認期待がある銘柄を紹介します。

 

ニアプロトコル(NEAR)

ニアプロトコルは、開発者とユーザーの使いやすさに焦点を当てた高速処理が可能で、手数料が安価なレイヤー1ブロックチェーンです。

アバランチ(AVAX)

アバランチは、迅速な取引と高いスケーラビリティを提供するプラットフォームです。

特にDeFi(分散型金融)の分野で注目されており、現物ETF化の候補として期待されています。

しかし、イーサリアムやソラナに比べると、時価総額や市場での信頼性が若干劣る点が課題です。

 

アプトス(APT)

アプトスは、新しい技術とユニークなアプローチでブロックチェーンの問題を解決しようとしています。
その革新性と将来性から、現物ETF化への期待が寄せられていますが、他の暗号資産に比べると時価総額が低く、市場の認知度や信頼性で課題があります。

 

カルダノ(ADA)

カルダノは、古いプロジェクトで知られています。
そのスマートコントラクト機能と持続可能性の高いエコシステムにより注目されています。

 

リップル(XRP)

リップルは、国際送金の分野で広く利用されている暗号資産です。その実用性と市場の需要から、現物ETF化への期待が高まっています。
ただし、リップルもまた時価総額や市場での信頼性という課題に直面しています。

 

コスモス(ATOM)

コスモスは、異なるブロックチェーンを接続するためのプラットフォームで、その技術的な先進性から注目されています。

他の暗号資産に比べると時価総額が低く、市場の認知度や信頼性で課題があります。

 

× バイナンスコイン(BNB)

バイナンスコイン(BNB)は、発行元のバイナンスが、米国からマネロン(資金洗浄)防止規制に違反していると2023年に指摘されています。

そのため、時価総額では上位に位置しますが、現物ETFは難しいと考えます。

 

現物ETFの実現可能性の分析

時価総額の影響

現物ETF化に向けて、時価総額は非常に重要な指標です。

ソラナ(SOL)は、時価総額が非常に高く、投資家からの信頼も厚いため、現物ETF化の候補として最も有力視されています。

これに対して、アバランチ(AVAX)アプトス(APT)カルダノ(ADA)リップル(XRP)コスモス(ATOM)は、時価総額が低めであり、そのために信頼性の面で課題を抱えています。

しかし、これらの通貨も将来的な成長の可能性を秘めており、時価総額の上昇とともに現物ETF化の可能性も高まるでしょう。

 

分散化のレベル

現物ETFの承認を得るためには、仮想通貨の分散化レベルが重要な要素となります。

分散化とは、取引の透明性と信頼性を確保するための仕組みです。

例えば、ソラナ(SOL)は、広く分散されたネットワークと強力なコミュニティを持っており、これが現物ETF化への道を開く重要な要因となっています。

一方で、アバランチ(AVAX)アプトス(APT)カルダノ(ADA)などの通貨も分散化が進んでいますが、BTC、ETHやSOLほどの信頼性や規模には達していないのが現状ではないでしょうか。

しかし、これらの通貨も独自の技術とコミュニティを持っているため、将来的には現物ETF化の候補として期待されています。

 

アルトコインETF実現の未来予測

現物ETF化の実現には、規制の動向も大きな影響を与えます。

ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)が現物ETFとして承認されるまでに、厳しい規制をクリアしてきました。同様に、ソラナ(SOL)や他のアルトコインも、規制の変化に対応しながらその道を歩むことが求められます。

特に、米国の証券取引委員会(SEC)の動向は大きな注目点です。

2024年11月時点の大統領選挙でトランプ前大統領が再選された場合、暗号資産に対する規制が緩和され、アルトコインの現物ETF化が加速する可能性があります。

 

ただし、下記のCOINPOSTの記事では、ソラナやXRPの現物ETFは2026年まで実現しないという記事もあります。

「ソラナやXRPの現物ETFは2026年まで実現しない」ブルームバーグアナリスト見解

参考:COINPOST 2024/7/26 アルトコインETFの未来、ブラックロックが語る現実と可能性

2026年以降はSOLやAVAX、ADAあたりの上位アルトコインが現物ETFとして承認され、上位アルトコインのバスケット式ETFが出てくる未来もあるかもしれません。

将来的には暗号資産投資信託も登場するかも?!

今後の規制動向に注目しつつ、アルトコインETFの実現がどのように進展していくか、引き続き注視していきます。

 

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!

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Ⅲ 戦略.リスク :投資戦略とリスクを回避する情報(主 暗号資産,次 伝統資産)
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[職業]会社員/投資家/投資系SNS運営(HP YOUTUBE)  [略歴]2016年 国土交通省入省、株式投資開始  2018年 仮想通貨投資開始  2021年 暗号資産交換業者に転職  2023年 令和の虎CHANNEL出演  2024年 投資総利益1000万円を突破  [取得資格抜粋] 宅地建物取引主任者(合格)、日商簿記3級、FP技能士3級