2025年春。仮想通貨市場には不穏な空気が漂っています。
トランプ政権による強硬な関税政策、米中貿易摩擦の再燃、そして米FRB(連邦準備制度)のタカ派姿勢――。投資家の多くは「動かざること山の如し」の構えを崩していません。
しかし、そんな相場環境にもかかわらず、ビットコイン(BTC)だけは明らかに“買われている”のです。価格こそ高値から調整しているものの、市場シェア(ドミナンス)は急上昇中。
CoinMarketCapのデータによると、BTCのドミナンスは2025年4月17日現在で63%前後。これは2021年以来の高水準です。
この現象は、単なる“価格動向”ではなく、投資家の信頼の流れそのものを表しています。
では、なぜビットコインがここまで選ばれているのでしょうか?
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参考記事:様子見基調のビットコイン、市場シェアは右肩上がりで2021年来の高水準 COINPOST 2025/4/17
アルトコインからの資金流出が意味すること
CoinGeckoの2025年第1四半期レポートでは、仮想通貨市場全体の時価総額は3.8兆ドル→2.8兆ドルへと18.6%減少となっています。
市場全体が縮小傾向にある中で、真っ先に資金が逃げているのがアルトコインです。
特にイーサリアム(ETH)のドミナンスは、わずか3カ月で7.9%まで下落。
これは2019年後半以来の低水準です。ミームコインや新興プロジェクトへの資金流入も沈静化し、多くの投資家が「守り」の姿勢を取っていることが分かります。
そして、“守り”といえばやはりビットコイン。
市場の調整局面では、最も流動性が高く、最も信用力のある資産に資金が集中します。株式市場で言えばS&P500のような存在。それが今、暗号資産市場ではBTCなのです。
ETFの存在がもたらした価格と信頼の安定化
2024年末にローンチされたビットコインETFが、投資家心理に与えた影響は計り知れません。
ビットコインETF承認の影響を徹底解説!淡々と集める戦略とは?
特にブラックロックの「IBIT」は、2025年初頭から24億ドル以上の資金流入を記録し、ETFカテゴリー内で上位1%のパフォーマンスを誇っています。
ETFを通じた投資は、機関投資家の参入を容易にしました。その結果、売り圧力の吸収やボラティリティの軽減といった副次的効果も生まれています。
アナリストのエリック・バルチュナス氏は「ETFの投資家は、予想以上に“握力”が強い。これはビットコインの価格を下支えする構造になる」と指摘。
投資家の一部は、“現物ETFこそがビットコインを金融資産として確立させた転機”とすら言います。
仮想通貨ビットコインの投資ガイド:基礎知識から投資方法まで完全解説
マクロ経済リスクと「デジタル・ゴールド」としての再評価
現在のような地政学リスクとインフレ警戒感が入り混じる相場では、「どこに資産を逃がすか?」という視点が重要になります。
金(ゴールド)と同様に、非中央集権・希少性・グローバル性を備えたビットコインは、リスクオフ時にも選択されやすい“逃避先”です。
さらに、法定通貨と異なり政治的リスクに左右されにくい構造は、まさに今のような不確実性の時代に強みとなります。
トランプ政権の不透明な政策、中国経済の減速、FRBのインフレ対応…。それらすべてが、「自分の資産は自分で守る」という思想と相性が良いのです。
結論:シェアが物語る強さ──迷ったら、やっぱりビットコイン
価格が多少下がろうとも、市場がビットコインに戻ってきているという事実。それは感情論ではなく、データが示している現実です。
仮想通貨市場は変動が激しいゆえに、「流行」に踊らされがちですが、最終的に資金が向かう場所は“本物”です。
そして今、その“本物”として市場が再評価しているのが、ビットコインなのではないでしょうか。
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